
ベーカー街221番地Bの下宿を住居兼事務所とする、自称世界で唯一の諮問探偵。犯罪に関する深い専門知識を有し、多種の格闘技に優れ、変装術に長ける。関心ある事件には常人離れした洞察力と底なしの情熱で臨むが、世事には無頓着。事件のない日々の怠惰な処世は、同居人ワトスンと大家のハドスン夫人を困らせている。天才と変人を併せ持つ偉才だが、事件のない時は人生の無為を嘆き、空虚を紛らわすための麻薬摂取にふけるペシミストでもある。

ホームズと同居する親友にして、最大の理解者、探偵業をアシストするパートナー、友の偉業を記述する記録作家、そして元来は有能な医師である。パートナーとしては危地でのバックアップや精神的支えなどよく補い、探偵の素養としてはいずれホームズの思考法を相当なまでに習得することになる逸材で、記録作家としては不要な感情的叙述が多いというホームズの批判を面白くなく思っている。そして医師というより親友として友の麻薬吸引の悪癖を快く思わず、心配すると同時に、才能を損なう愚行に腹立ちを感じてもいる。
第1話 ボヘミアの醜聞

第2話 踊る人形

第3話 海軍条約事件

第4話 美しき自転車乗り

第5話 まがった男

第6話 まだらの紐(ひも)

第7話 青い紅玉

第8話 ぶなの木屋敷の怪

第9話 ギリシャ語通訳

第10話 ノーウッドの建築業者

第11話 入院患者

第12話 赤髪連盟

第13話 最後の事件

第14話 空き家の怪事件

第15話 プライオリ・スクール

第16話 第二の血痕

第17話 マスグレーブ家の儀式書

第18話 修道院屋敷

第19話 もう一つの顔

第20話 六つのナポレオン

第21話 銀星号事件

第22話 悪魔の足

第23話 ウィステリア荘悪魔の足

第24話 ブルース・パーティントン設計書

第25話 ボスコム渓谷の惨劇

第26話 レディー・フランシスの失跡

第27話 ソア橋のなぞ

第28話 ショスコム荘

第29話 高名の依頼人

第30話 這(は)う人

第37話(長編) 四人の署名

第38話 パスカビル家の犬

第39話 サセックスの吸血鬼

第40話 犯人は二人

第31話 三破風館、第32話 瀕死の探偵、第33話 赤い輪、第34話 ボール箱、第35話 金緑の鼻眼鏡、第36話 マザランの宝石、第41話(長編) 未婚の貴族







