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街道をゆく第2話:飛騨紀行

「名人、左甚五郎」の伝説が残る飛騨地方・飛騨川に沿って、匠の伝統が今も息づいています。司馬さんは「日本史にもルネッサンスがあったとするのはもう常識になっているが、もし江戸初期がそうだとすれば大量の職人が参加した」のがこの時代で「飛騨の職人が、もっとも輝いた時代だった」と言っています。そして、「飛騨に行こうと思いたったのは、農家をみたいという気持ちに駆られてのことである」として、春慶塗りや家具職人の技を訪ね歩いてゆきます。泊まった下呂温泉の老舗旅館では春慶塗りの造りを眺めて、「日本文化ですなあ」と感嘆の声を上げます。飛騨の匠は「100円の仕事を請け負っても200円も懸けて納得の行くまで仕上げた」と言われます。飛騨川、神通川に沿って高山市から古川町へ、北アルプスの穂高や、槍ヶ岳の峰峰を遥かに匠の国の伝統民芸を「ゆるゆる」と探訪していきます。

旅程地図

飛騨紀行 旅程地図

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