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街道をゆく第3話:奈良散歩

司馬さんが子供の頃、遠足で登った奈良県桜井市の多武峰の談山神社。鎌足らが「大化の改新」を練ったといわれると多武峰の緑に、古さびた談山神社の朱色が映えて、私たちは長い歴史を思い知らされます。司馬さんは平城京の中心に向かい、「中世ヨーロッパでいえば大学であった」興福寺、アメリカの美術史家が「凍れる音楽」と表現した薬師寺の白鳳文化の東塔、「長安の都が冷凍保存された存在ともいえる」唐招提寺を訪ねました。「多くのすぐれた建造物を千数百年にわたって守りぬいてきてくれた、このまちの精神というものに敬意をささげるべきではないか」と思いながら、東大寺の広い境内を歩きます。古代ペルシャから伝わったと言われる東大寺二月堂の火の儀式「修二会」の燃え盛る松明の炎に照らされながら、古都奈良の文化の奥深さを思うのです。

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奈良散歩 旅程地図

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    近江散歩・奈良散歩

     

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