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街道をゆく第5話:中津・宇佐のみち

天神様、八坂神社などは全国津々浦々にあるが、八幡宮は、四万四社といわれる。司馬さんは大分県北部の中津から宇佐を訪ねて八幡神信仰のいわれを探ってゆきます。まず中津郊外の薦神社へ。平安時代初期の9世紀はじめに造られた最も古い社殿です。池に生える稲科の植物、眞薦で作られた枕が神社のご神体で、司馬さんは、八幡神は古代、朝鮮半島から伝わった農業神ではなかったかと推理しています。「湧き上がる雲のような森に包まれ容易に古代に入ることができる」と。八幡神の総本山・宇佐八幡宮は、深い森に囲まれた本宮に「薦枕」のご神体が祭られています。八幡神は神託を下す神として崇められてきました。一方そうした神託や神罰を信じなかった福沢諭吉は、地元中津の下級武士の子でした。「豊の国」の神域で、日本古代人や明治の啓蒙思想家に思いをはせる司馬さんです。

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中津・宇佐のみち 旅程地図

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