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街道をゆく第6話:本所深川散歩

広い東京の中でどこを歩くか、ずいぶん思案した司馬さん。「結局、本所深川にした。」「とりあえず江戸っ子の産地ではないか・・・」と決め、両国橋から取材を始めました。きっぷのいい男は「いなせ」、侠気の女は「おきゃん」と呼ばれた木場の江戸っ子気質を代表するのは「川並」(かわなみ)、棹一本で木材を操る筏師たちです。かつて「川並」をしていた家を訪ねて、「金をためるな、腕を磨け」といわれた江戸職人の生き方を知ります。深川の富岡八幡宮の境内には、大きな石造りの「横綱力士碑」があります。江戸時代、相撲は勧進相撲として神社への寄進のためでしたが、司馬さんは深川が大相撲発祥の地だと見ています。そして永代橋へ。とび職人の頭などを訪ねて「ひと肌脱ぐという侠気と義理人情」を重んじた江戸っ子気質に日本人の原像を見つけて、「侠気という倫理には形がある」と記しています。

旅程地図

本所深川散歩 旅程地図

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  • 街道をゆく 36巻

    街道をゆく 36巻

    本所深川散歩、神田界隈

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