現在位置
トップページ > 銀河のオススメ > 街道をゆく > 第7話 南伊予・西土佐の道

街道をゆく第7話:南伊予・西土佐の道

古事記をひも解きながら司馬さんは、「伊予は愛比売で、文字どおりいい女という意味である。いい女などという行政府の名称は、世界中で他にはないのではないか」と愛媛県の大津、宇和島を経て四万十川、西土佐の中村を目指しました。砥部焼きで知られる砥部町、司馬さんは、日用品の素朴な焼き物にほっとします。しかし大津の町に入り、お城にコンクリートの建物が建てられたのを見て、城下町のたたずまいが壊されたと嘆きます。「ひょっとすると日本人は、自然や都市美を共有する精神がないのではないか?」と・・・。それでも司馬さんは、江戸時代に建てられた「油屋旅館」に宿をとり、いくらか癒されました。その油屋も近年廃業してしまいました。宇和町卯之町の開明学校では、明治初期の教科書を見て「目が洗われるようになった」司馬さん。シーボルトの弟子・二宮敬作の墓を訪ねて、幕末に近代医として働いた敬作の遺徳を思いながら「徳川封建制の不思議さは、山間へき地にまで学問への刺激が及んでいたことで、19世紀以前のアジアにはなかった。」と。江戸末期や、維新の原風景、そして明治の群像たちの息吹を感じながら、伊予から西土佐への道を辿ります。

旅程地図

南伊予・西土佐の道 旅程地図

このエピソードが読める文庫本はコチラ! 新装文庫本「街道をゆく」発売中!

  • 街道をゆく 14巻

    街道をゆく 14巻

    南伊予・西土佐の道

     

新装文庫本情報 司馬遼太郎の本

  • 朝日新聞出版 →文庫本情報はこちら
  • 週間朝日

街道をゆくメインページへ戻る