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街道をゆく第20話:神戸散歩

1868年1月1日に開港した神戸は、外国人居留地として開発され、城下町の面影はない。名古屋や福岡と同じように第二次大戦で爆撃されましたが「祖型についての記憶」が神戸市民にあったので、昔の面影が再現されたと司馬さんは書いています。神戸のおいしい水は六甲山系から湧き出て、その源流は、布引の滝。平安の時代から公家や僧侶らが歌にしてきた「布を引いたような滝」です。再度山(ふたたびさん)の外人墓地、開港以来、50カ国以上の外国人が眠る2600の墓石があります。須磨区の「青丘文庫」、在日朝鮮人の実業家が私費で作った文庫で、高麗や李朝時代の古文書や日本占領時代の資料が集められています。司馬さんが神戸を訪れてから13年後、阪神淡路大震災に襲われました。司馬さんは震災から4日後に、神戸のタウン紙に「世界にただ一つの神戸」という文章を送りました。理性を失わずに行動する市民について「神戸に自立した市民を感じた。世界の他の都市ならパニックに陥っても当然なのに神戸の市民はそうではなかった。無用に行政を罵る人もまれだった」と。

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神戸散歩 旅程地図

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