
1969(昭和44)年NHK入局。
高知放送局を経て、東京アナウンス室勤務。2007(平成19)年12月からフリーに。
【これまでの主な担当番組】
「連想ゲーム」「NHK19時ニュース」「モーニングワイド」「NHKニュース11」など。
「NHKスペシャル」は『世紀を越えて』『中国』など100本以上。
現在「藤沢周平を読む」(ラジオ深夜便)と当番組「その時歴史が動いた」を担当。


この難を逃げ候こと 本懐にあらず ~改革者・大久保利通 暗殺の悲劇~
大久保利通/1878年5月14日
1878年(明治11年)5月14日、朝8時30分、東京紀尾井町で、大久保利通が暗殺された。大久保は、西郷隆盛と徳川幕府を倒し、明治維新政府の中心人物・最高実力者として、古い体制を一新する革命を進めた。しかし、かつての武士たち、士族の反感を買い、盟友・西郷隆盛と決別。その後、西郷は死ぬ。友を失い、命を狙われてまで、何故改革を断行しようとしたのか。暗殺によって葬られた日本改革への大久保の想いを描く。

不平等条約を改正せよ ~外務大臣・陸奥宗光の決断~
陸奥宗光/1894年7月16日
1894年(明治27年)7月16日、日英通商航海条約がロンドンで調印された-。明治維新後の日本が、近代国家として脱皮するには、アメリカ、イギリスなど欧米諸国と結んだ、いわゆる不平等条約を改正する必要があった。時の外務大臣、陸奥宗光は、派閥をこえた議会活動を展開し、国内の統一を図り、イギリスとの熾烈な交渉の末、条約改正を勝ち取る。陸奥がイギリスに学んだノートや書簡、外交文書などを基に、その決断を描く。

秘録・幻の明治新政府 ~維新を変えた激動の27日間~
松平春嶽、大久保利通、西郷隆盛、徳川慶喜/1868年1月5日
1868年(慶応4年)1月5日朝8時、鳥羽伏見の戦いで、薩長軍に錦の御旗が上がった-。徳川勢力が薩摩・長州中心の官軍に敗北し、政権から追放された鳥羽伏見の戦い。その直前、元将軍・徳川慶喜を中枢に向かえ、天皇・旧幕府・諸大名が一致協力する、もう一つの新政府が成立しようとしていた。戦争という手段でそれを覆そうとする薩摩の大久保利通、西郷隆盛と、言論で慶喜の政権入りを目指す前越前藩藩主の松平春嶽。王政復古から京都に錦の御旗が翻る27日間に、幻の新政府構想がついえてゆく過程を描く。

グッドバイ ちょんまげ ~明治日本 文明開化騒動記~
木戸孝允、岩倉具視/1873年3月20日
1873年(明治6年)3月20日、明治天皇が断髪した-。文明開化の明治当初の日本は、「ちょんまげ」をめぐって揺れていた。まげは、旧時代の遺物。ちょんまげのままでは、欧米列強と対等の近代国家を建設することもままならない。だが、断髪を強要された民衆は「まげは日本人の魂」と一揆を起こし、政府内でも反発する者がいた。そこで、木戸孝允が注目したのは、大きな影響力を持つ明治天皇。伝統と格式を重んじる宮中を変えるのは至難の業だったが、果たして・・・。

正岡子規 余命十年で日本語を革新した男
正岡子規/1898年10月10日
1898年(明治31年)10月10日、正岡子規が、日本語改革のヒントを文芸誌「ホトトギス」の東京版創刊号に掲載して発行。子規は、そこにあるものを、そのままに表現する、「写生文」という表現形式を提唱した。20代初めで、余命十年を宣告された俳人・正岡子規。私たちがいま用いている日本語の文章表現は、病床にあった31歳の子規が作り出したものだった。子規は古文調で難解な日本語を、誰もが簡単に美しく表現できるよう改革しようと試みる。「ホトトギス」に子規が掲載したヒントを機に、日本語は、新しい姿を見せ始めた。

運命の一瞬・東郷ターン ~日本海海戦の真実~
東郷平八郎/1905年5月27日
1905年(明治38年)5月27日、午後2時5分。日本海軍の連合艦隊司令長官、東郷平八郎が常識を覆す作戦を決断。終盤を迎えた日露戦争、ロシアのバルチック艦隊に対し、東郷の日本艦隊は、ぎりぎりまで敵を引きつけ敵前で150度ターンするという策をとる。世に言う「東郷ターン=丁字(ていじ)戦法」。ロシア艦隊は壊滅的な打撃を受けた。この大敗をきっかけに、ロシアは講和の席に座らされることになる。東郷の苦悩や決断を通じて、世界の大国ロシアに、立ち向かう新興国日本の姿を描く。








幕末のプリンセス 日本を救う ~皇女和宮の悲願~
皇女和宮/1868年3月18日
1868年(慶応4年)3月18日、皇女和宮が徳川家の家臣に、官軍に対し、命令につつしんで従う、「恭順」を通達した-。江戸城が無血開城され、明治維新が成功したことは、世界の革命史の中でも珍しいことで、日本史上でも重要な意味を持つ。勝海舟と西郷隆盛の陰で、和宮という女性の果たした役割は大きかった。日本を内戦から救おうと、和宮が歴史を動かした時を描き、新たな視点で明治維新をとらえる。