幼き日のサン(のちの第22代王・正祖)は、王位継承者であった父が何者かの陰謀によって謀反の濡れ衣を着せられ、
祖父である第21代王・英祖(ヨンジョ)によって死に至らしめられるという経験をする。
父を救えなかった無念、そして「聖君になれ」という父の言葉を胸に抱き、王位継承者となったサンは、
祖父・英祖からの厳しい教えを受けながら、王として成長を遂げていく。
一方で、サンの父を陥れた黒幕とその一派は朝廷内にはびこり、今度はサンの廃位や暗殺を企むのだった。
しかし、陰謀や策略が渦巻く中にあっても、幼いころに友情で結ばれたソンヨンとテス、
頭脳明晰な側近ホン・グギョンなど、周囲の人々に支えられながら、サンは幾多の困難に立ち向かっていく・・・。
