『推奴 チュノ』で数々の賞を受賞し、今では「時代劇と言えばチャン・ヒョク」と言われるほどの大人気俳優チャン・ヒョク。本作ではその商才を発揮し、不屈の精神でのし上がっていく主人公ボンサムを熱演している。
普段は明るい笑顔で周囲の人々を惹きつけるボンサムだが、時には過去の悲しい記憶に苦しむことも。そんな彼の内面まで見事に表現したチャン・ヒョクは、本作でさらにその評価を高めることとなった。
客主~商売の神~
(C)2012-3 MBC
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『推奴 チュノ』で数々の賞を受賞し、今では「時代劇と言えばチャン・ヒョク」と言われるほどの大人気俳優チャン・ヒョク。本作ではその商才を発揮し、不屈の精神でのし上がっていく主人公ボンサムを熱演している。
普段は明るい笑顔で周囲の人々を惹きつけるボンサムだが、時には過去の悲しい記憶に苦しむことも。そんな彼の内面まで見事に表現したチャン・ヒョクは、本作でさらにその評価を高めることとなった。
幼い頃に生き別れた姉・ソレとの再会を望み、彼女を探し続けるボンサム。父の仇を討つため、両替客主のキム・ハクチュンに近づいていたソレもまたボンサムを探していたが、消息をつかめずにいた。
そんな時、ボンサムがある事件の容疑者の一味として捕まり、ソレの前に現れる。しかし、自分の姉とは気付かないボンサムは、ある行動に出てしまい・・・。
ボンサムを運命の男と信じるメウォル(ケトン)。そして、ボンサムの子を宿しながらもソクチュの後妻となるソリン。3人の切ない三角関係も本作の見どころのひとつだ。
中でも注目したいのが、キム・ミンジョン演じるメウォル。ボンサムが想いを寄せるソリンに嫉妬心を燃やす彼女は、ボンサムに献身的なまでのサポートをする一方で、彼を自分のものにするにはどうすれば良いか画策する。その執念にも似た一途な愛情が、後に大きな悲劇を招くことに。