月に咲く花の如く

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あらすじ

  • 第1話〜第30話
  • 第31話〜第60話
  • 第61話〜第74話

第1話 流れ者の父娘

養父の周老四(しゅうろうし)と大道芸や詐欺で稼ぎながら渡り歩いてきた周瑩(しゅうえい)。ある日、彼女は地元の有力な商家・呉(ご)家東院の若旦那・呉聘(ごへい)に出会い、嘘の身の上話で同情を買って小金をせしめる。すると、騙された彼は困ったら連絡するようにと名刺までくれる。その後、周瑩はすぐに逃げ出すつもりで呉家東院の商売仇である沈(しん)家に奉公に出るが……。

第2話 二つの商家

沈(しん)家が手を焼いている道楽者の次男・沈星移(しんせいい)の侍女となった周瑩(しゅうえい)は、クビになれば好都合と自由奔放に振舞うが、かえって沈星移に気に入られてしまい、彼の側女にされそうになる。そこで、こっそり沈家を逃げ出すことにした周瑩は来客の輿を見つけて中に隠れる。なんとその輿に乗ってきたのは、ちょうど沈家を訪ねていた呉聘(ごへい)で……。

第3話 商売の心得

周瑩(しゅうえい)を取り返したい沈星移(しんせいい)は呉(ご)家東院を見張らせるが、彼女は一向に姿を見せない。その頃、周瑩は呉家東院が生徒を集めて商売を教えている学徒房に興味を持ち、屋敷の下働きをしながら授業を盗み聞きするようになっていた。さらには、生徒たちからお金を取って代わりに宿題をするようになるが、それが当主の呉蔚文(ごいぶん)にばれて……。

第4話 殺人事件の謎

呉(ご)家東院が沈(しん)家との競争に勝ち、朝廷に軍需品の薬材を納める商家に選ばれる。そこで、呉聘(ごへい)は沈家とのわだかまりを解くため沈家にも納品に協力してもらう段取りをつける。ところが、納品した薬材に偽造があるという何者かの密告で呉家東院に調査が入ることに。そんな時、呉家東院の蔵で沈家の長男・沈月生(しんげっせい)の遺体が発見され……。

第5話 疑心暗鬼

呉聘(ごへい)は沈(しん)家に弔問に行くが、帰りに暴漢に襲われて意識不明の重体となる。一方、呉聘に今まで嘘をついていたことを謝り、呉(ご)家東院から出ていこうとしていた周瑩(しゅうえい)。彼女は呉聘が死にかけていると知ると、出発を取りやめて彼の世話をする。その頃、呉聘を襲った容疑で沈星移(しんせいい)が逮捕されるが、彼は頑なに犯行を認めようとせず……。

第6話 婚礼の奇跡

呉聘(ごへい)の意識が戻らず、藁をも掴む思いで占いに頼った呉蔚文(ごいぶん)は、眠ったままの呉聘の婚礼を挙げることに。許嫁の胡咏梅(こえいばい)はこれを快諾し、占った通りの時刻に輿入れすることになる。ところが、父親の胡志存(こしそん)が突然娘の結婚を中止にし、空っぽの輿を見た呉蔚文は落胆。それを見て自ら輿に乗りこんで花嫁を務めたのは、周瑩(しゅうえい)だった……。

第7話 山出しの若奥様

呉聘(ごへい)が意識を取り戻し、薬材偽造の疑惑も晴れ、呉(ご)家東院は喜びに包まれる。だが、周瑩(しゅうえい)はいきなり若奥様として扱われるようになり戸惑うばかり。義父となった呉蔚文(ごいぶん)からも若奥様にふさわしい礼儀作法を身につけるようにと小言を言われて辟易する。一方その頃、呉家東院の事件を調査する県令の趙白石(ちょうはくせき)はある証拠品を見つけて……。

第8話 うごめく陰謀

沈四海(しんしかい)は貝勒(ぺイレ)の部下・杜明礼(とめいれい)の訪問を受ける。やがて、彼の約束通り沈星移(しんせいい)が釈放されると、沈四海は呉(ご)家東院への復讐のためならどんなことでもすると杜明礼に請け合い、唯一の息子となった沈星移に商売の勉強をさせることにする。一方、呉家東院では呉蔚文(ごいぶん)が呉聘(ごへい)に南院が経営する三原質店を密かに調ベるようにと命じていた……。

第9話 男女の縁

呉聘(ごへい)に連れられ久しぶりに街に出てはしゃぐ周瑩(しゅうえい)。彼女は呉聘が酒楼に陣取り密かに三原質店を調べている間、一人で街をぶらつく。そして偶然、行き倒れた人を介抱していた英国人神父ジョゼフと出会った彼女は、呉聘のために彼から薬をもらうことにする。その後、酒楼に戻った周瑩は図らずも呉聘と胡咏梅(こえいばい)の会話を聞いてしまい……。

第10話 夫婦の形

周瑩(しゅうえい)は意識の戻らない呉聘(ごへい)にジョセフからもらった薬を飲ませる。目覚めた呉聘は周瑩の優しさを知り、仕置き部屋に入れられようとしていた彼女をかばい、夫婦の住まいである別院では彼女が自由に振る舞えるように取り計らう。その後、呉聘は趙白石(ちょうはくせき)が商人たちを集めた会食に出席。そこで敵意むき出しの沈星移(しんせいい)と鉢合わせして……。

第11話 若旦那対決

呉聘(ごへい)は飢えている被災民を救うため、呉蔚文(ごいぶん)の言いつけに背いて炊き出しを実行しようと決意。周瑩(しゅうえい)の知恵で学徒房の生徒たちの手を借りることにする。一方、沈星移(しんせいい)も沈四海(しんしかい)に逆らって炊き出しを行うことにするが、街頭で準備を始めたところで思いがけず周瑩と再会する。彼は周瑩が今や呉聘の妻だと知ると感情的になって……。

第12話 満月の愛

呉蔚文(ごいぶん)から離縁を迫られるも互いの愛を確かめ合った呉聘(ごへい)と周瑩(しゅうえい)は、ついに正真正銘の夫婦として結ばれる。だが、炊き出しをねぎらう趙白石(ちょうはくせき)の宴で、周瑩の身売り証文を握っている沈星移(しんせいい)が侍女を盗まれたと呉聘を告発。趙白石によってこの問題が裁かれることになる。一方その頃、杜明礼(とめいれい)は呉(ご)家東院をつぶす謀略を着実に進めていた……。

第13話 父娘の再会

沈星移(しんせいい)は周瑩(しゅうえい)を捜しに来た周老四(しゅうろうし)が彼女の養父だと知ると、彼を懐柔して周瑩を取り戻そうと計画。彼に再び娘の身売り証文を書かせた上で居場所を教える。一方、沈星移から聞いた通りに呉(ご)家東院を訪ねた周老四は、若奥様の父親として丁重に迎え入れられてご満悦。ところが、沈星移から証文通りに周瑩を渡すようにと迫られて……。

第14話 六椽庁の朝会

三原質店の不正を確認した呉聘(ごへい)は、代わりに周瑩(しゅうえい)に店を任せたいと呉蔚文(ごいぶん)に提案。呉蔚文もかねてから周瑩の商才に一目置いており、一族が商売について話し合う六椽庁の朝会に彼女を出席させることに決める。その頃、杜明礼(とめいれい)は胡志存(こしそん)に会いに行き、呉(ご)家東院が薬材を偽造した濡れ衣を彼に着せようとしていると吹きこんでいた……。

第15話 愛別離苦

周老四(しゅうろうし)が狼藉を働いた件で呉聘(ごへい)は胡志存(こしそん)に詫びを入れる。だがその頃、胡志存は呉(ご)家東院を陥れる陰謀に協力せざるを得なくなっていた。その後、杜明礼(とめいれい)を訪問した呉聘は偶然、彼が沈月生(しんげっせい)殺害事件に関与していたことに気づく。だが、帰宅後に珍しくナツメ餅を食べた呉聘は、周瑩(しゅうえい)に酸棗を食べさせようと庭の木に登ったところで……。

第16話 連鎖する不幸

呉聘(ごへい)が急死し、呉蔚文(ごいぶん)は気丈に葬儀を執り行う。そんな中、周瑩(しゅうえい)は墓穴に飛びこみ、呉聘と一緒に逝くと泣いて棺桶にすがりつく。一方、胡(こ)家では呉聘の訃報を聞いて胡咏梅(こえいばい)が床に臥せると同時に、胡志存(こしそん)が官兵に逮捕され都に送られる。それを知った呉蔚文は軍需品をめぐる一連の出来事が全て呉(ご)家東院を陥れる罠だったと気づく……。

第17話 留まる想い

周瑩(しゅうえい)が呉聘(ごへい)の忘れ形見を身ごもっていることを医者から聞いた呉蔚文(ごいぶん)は、呉(ご)家東院に後継ぎができたことを喜ぶ。だが、この事実は本人にも周囲にもしばらく伏せておくことにする。一方、呉家東院に留まると言い張る周瑩を説得しようと考えていた周老四(しゅうろうし)。彼は沈星移(しんせいい)をそそのかし、夜にこっそり周瑩の部屋に忍びこませるが……。

第18話 呉家東院の没落

呉蔚文(ごいぶん)は突然、息子を呉聘(ごへい)の後釜にしようと言い争う弟たちに激しい怒りを見せ、証文を書いて弟たちと絶縁。さらに、周瑩(しゅうえい)のことも疫病神と罵り、周老四(しゅうろうし)とともに屋敷から追い出す。そこで、周瑩は周老四と遠くへ旅立つことにするが、学徒房の生徒の一人、王世均(おうせいきん)に引き止められる。その後、ついに呉(ご)家東院に官兵がやってきて……。

第19話 託された将来

呉(ご)家東院が没落したという噂を聞きつけた周瑩(しゅうえい)は、急いで屋敷へ戻る。だが、そこには床に臥せった義母とわずかな使用人たちの姿しかなかった。そして、呉蔚文(ごいぶん)が無実の罪で非業の死を遂げたと知った彼女は趙白石(ちょうはくせき)に裁きを請うが、すでに解決した事件だと追い返されてしまう。そんな彼女に王世均(おうせきん)から呉蔚文の遺志が伝えられ……。

第20話 再建への道

杜明礼(とめいれい)から軍需品の注文書を受け取った沈四海(しんしかい)は、ついに呉(ご)家東院に成り代わってご用達の商家にのし上がったことに満足する。一方、呉蔚文(ごいぶん)から呉家の大当主の証、武易堂大印を受け継いだ周瑩(しゅうえい)は、南院の呉蔚双(ごいそう)を訪ねて東院が三原質店の経営を引き継ぐと話す。だが、それを知った呉蔚双の妻・柳婉児(りゅうえんじ)が再び恐ろしい陰謀を企てて……。

第21話 葬られた真実

巧妙な罠によって周瑩(しゅうえい)と王世均(おうせいきん)に密通の疑いがかけられる。周瑩は呉(ご)家一同の前で懸命に申し開きをするが信じてもらえず、さらに何者かの手紙によって彼女が呉聘(ごへい)を毒殺したという濡れ衣まで着せられてしまう。こうして王世均は追放され、不幸にも流産した彼女は役人に引き渡されることなく、呉家の裁きで池に沈められるが……。

第22話 不屈の精神

目を覚ました周瑩(しゅうえい)は自分が沈星移(しんせいい)の助けで一命を取り留めたことを知る。そんな彼女を今度こそ娶ろうと考えていた沈星移だったが、周瑩の心を手に入れることができないとわかると悶々とする。そんな時、彼は沈(しん)家が朝廷に納品する薬材に偽造が行われていることに気づく。それが利ざやを稼ぐ杜明礼(とめいれい)の指示だと知った沈星移は……。

第23話 帰ってきた若奥様

呉蔚双(ごいそう)の息子・呉遇(ごぐう)が呉(ご)家東院の養子となる儀式が行われる。そんな中、死んだはずの周瑩(しゅうえい)の姿を認めた使用人の宝来(ほうらい)は肝をつぶし、彼女を罠にはめたと自ら白状する。結果、趙白石(ちょうはくせき)によって呉蔚双(ごいそう)、柳婉児(りゅうえんじ)、宝来は逮捕される。こうして周瑩の潔白は証明されるが、罪は宝来に押しつけられ、呉聘(ごへい)を毒殺した真犯人は不明のままに……。

第24話 欲望の対価

周瑩(しゅうえい)はケシを栽培して呉(ご)家東院を再建する足がかりにしようと考えるが、趙白石(ちょうはくせき)はアヘン根絶を掲げケシ栽培の禁止に乗り出す。一方、西院の呉蔚武(ごいぶ)は周瑩から呉聘(ごへい)が三原質店を調べていたと聞き、帳簿を確かめることにする。それに焦った孫(そん)番頭は柳婉児(りゅうえんじ)に駆け落ちを持ちかけ、二人が長年横領してきた証拠を隠滅しようとするが……。

第25話 罪の告白

三原質店に火をつけて逃げた孫(そん)番頭は柳婉児(りゅうえんじ)が一緒に駆け落ちしてくれるものと信じて待つ。だが、彼女に裏切られたことを知ると周瑩(しゅうえい)に全てを告白する。一方その頃、南院では柳婉児が夫・呉蔚双(ごいそう)の誕生祝いの宴を盛大に催していた。そこに趙白石(ちょうはくせき)が突然現れると柳婉児の罪状を明らかにする。なんとそれは呉聘(ごへい)の毒殺容疑だった……。

第26話 切れない悪縁

沈(しん)家に刑部侍郎の謝徳固(しゃとくこ)がいきなりやって来て薬材の抜き打ち検査を行おうとする。彼は杜明礼(とめいれい)の脅しにも乗らず万事休すと思われたが、沈星移(しんせいい)の機転で薬材の偽造は見破られずにすむ。この一件で沈星移は再度、杜明礼と手を切るよう父親に懇願。だが、杜明礼に丸めこまれた沈四海(しんしかい)は今後、彼に売上の3割を渡す契約をして……。

第27話 新たな商売

アヘンが引き起こす悲惨な現実を目の当たりにした周瑩(しゅうえい)。彼女は呉(ご)家東院で栽培していたケシを全て燃やしてしまうと、新たに綿花の商売を始めることに決める。だが、元手となるお金がなかったため姑・鄭(てい)氏の虎の子2000両をこっそり借りることに。ところが、それがばれた途端、怒った鄭氏がお金を取り戻そうと周瑩を訴えて……。

第28話 後悔先に立たず

自宅に戻った胡志存(こしそん)は呉蔚文(ごいぶん)を裏切った罪悪感に苦しんでいた。だが、杜明礼(とめいれい)に脅迫されていた彼は周瑩(しゅうえい)に問い詰められても真実を言えず自ら命を絶つ。その結果、娘の胡咏梅(こえいばい)は周瑩をますます恨むようになる。一方、沈(しん)家が経営する綿花店の副番頭となった沈星移(しんせいい)は、周瑩が質のいい綿花を事前に全て買い占めたと知って慌てるが……。

第29話 夢は大きく

周瑩(しゅうえい)は武漢から綿の買い付けに来た童敬夫(どうけいふ)に会って、高値で商談をまとめる。ところが、沈星移(しんせいい)が間に割りこんできて呉(ご)家東院の儲けを横取りされてしまう。それでもある程度の利益を上げられた周瑩は、鄭(てい)氏に借金を返して彼女の誕生祝いを盛大に開催。その宴の席で呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいぜん)に力を合わせて織物業を興そうと提案するが……。

第30話 若奥様誘拐計画

呉(ご)家東院、西院、中院の合同出資による呉氏布業が開業し、周瑩(しゅうえい)は毎日仕事に精を出す。だが、その裏でひそかに周瑩の誘拐計画が進行。盗賊の三寿幇が周瑩を拉致したという情報が駆け巡り、趙白石(ちょうはくせき)は急いで彼女の救出に向かう。ところが、彼が必死の思いで助け出したのは、周瑩と間違えてさらわれた西院のお嬢様・呉漪(ごい)だった……。

第31話 商売の誤算

父親に認められて自信をつけた沈星移(しんせいい)は、ライバルの呉氏布業に対する対策を練っていた。ところが、蓋を開けてみれば沈(しん)家も呉氏布業も綿布が全く売れない事態に。というのも胡咏梅(こえいばい)が流行を先取りして開店した古月洋布店に客を取られてしまったのだ。安くて質の良い洋布には太刀打ちできないと沈星移も周瑩(しゅうえい)も途方にくれるが…。

第32話 迪化への旅

周瑩(しゅうえい)は洋布の流行がまだ届いていない遠くの迪化まで綿布を売りに行くことを決心。皆の期待を背負って出発するが、それは危険な旅だった。しかも、周老四(しゅうろうし)から情報を聞きつけた沈星移(しんせいい)もついて来て、迪化までの道を競うように進むことに。そんな中、いきなり三寿幇が現れて、周瑩と沈星移の一行は囚われの身となってしまい…。

第33話 命の値段

三寿幇に囚われた周瑩(しゅうえい)と沈星移(しんせいい)は正体を隠して逃げ出そうとするが、思いがけず頭領・韓三春(かんさんしゅん)の妻となっていた元芸妓の千紅(せんこう)と出くわし、その計画は失敗。やがて、三寿幇から身代金を要求された呉(ご)家東院と沈(しん)家は大騒ぎとなる。一方で、裏で糸を引く杜明礼(とめいれい)が知府の英賢に知らせたことで、趙白石(ちょうはくせき)もこの事件を知るところとなり…。

第34話 決死の救出作戦

周瑩(しゅうえい)を本気で愛しているという自分の気持ちに気づいた沈星移(しんせいい)は、彼女と一緒に死ぬ覚悟を決め、その気持ちを堂々と告白する。その頃、韓三春(かんさんしゅん)の弟分・牛寿娃(ぎゅうじゅあ)と知府の英賢(えいけん)と通じた杜明礼(とめいれい)は、韓三春と周瑩を亡き者にしようとしていた。ところが、英賢の妨害にもかかわらず、趙白石(ちょうはくせき)が周瑩を助けたい一心で救出作戦を決行して…。

第35話 消せない疑惑

戦いは趙白石(ちょうはくせき)と投降した韓三春(かんさんしゅん)の勝利に終わる。そして、趙白石は周瑩(しゅうえい)が無事だったことに安堵するが、思いがけず彼女と沈星移(しんせいい)の親しげな様子を目撃して人知れず心憂える。その後、周瑩と沈星移は迪化への旅を再開。ところが、あることから周瑩は呉聘(ごへい)を襲ったのも呉聘に毒を盛ったのも、沈星移の仕業ではないかと疑い始めて…。

第36話 捕物大作戦

迪化に到着するなり、周瑩(しゅうえい)は呉(ご)家の店・盛隆全が詐欺を働いたと大物商人の図爾丹(トゥーアルダン)から言いがかりをつけられる。そこで彼女は盛隆全の店員を騙る詐欺師がいると考え、3日以内に潔白を証明してみせると図爾丹に約束する。そして、波斯国の富商に化けるとまんまと詐欺師を誘き寄せるのに成功するが、思わぬ邪魔が入って…。

第37話 過去の清算

両親の敵と逆恨みする呉遇(ごぐう)に殺されそうになった周瑩(しゅうえい)は、危ういところで沈星移(しんせいい)に救い出される。お陰で図爾丹(トゥーアルダン)に潔白を証明することができ、彼との大きな商談もまとまったのだった。そして、そんな周瑩に沈星移は真剣に自分の気持ちを伝える。一方、図爾丹もまた周瑩に魅了されて彼女との別れを惜しむが、周瑩は帰路につく…。

第38話 商機をつかめ

帰宅した周瑩(しゅうえい)はさっそく洋布への乗り換えを検討。教会のジョゼフ神父を訪ねて西洋の工場について知ると、呉氏布業でも洋布の生産を始めようと考える。ちょうどその頃、布政使となった趙白石(ちょうはくせき)も西洋の織機を入れた織布局を操業しようと動き出していた。それには沈星移(しんせいい)と胡咏梅(こえいばい)が出資を決めていたが、出遅れしまった周瑩は…。

第39話 夢から醒めて

西洋に学んで国力をつけようと考える洋務派と対立する貝勒の命令で、杜明礼(とめいれい)は織布局の操業を阻止することに。そこで彼は沈(しん)家に出資を止めさせるが、胡咏梅(こえいばい)からは頑なに拒まれたうえ、商売を手伝ってほしいと請われて悩み始める。それを見かねた護衛の査坤(さこん)は胡咏梅に会いに行き、握っていた彼女の弱みを切り札として使う…。

第40話 傲慢と偏見

沈星移(しんせいい)と胡咏梅(こえいばい)が出資を取り止めた結果、織布局の計画は頓挫。そこで周瑩(しゅうえい)は趙白石(ちょうはくせき)に全株を買うと話すが、呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいぜん)の大反対にあったばかりか、呉(ご)家の大当主の地位さえ呉蔚武に譲らざるを得なくなってしまう。一方、杜明礼(とめいれい)は趙白石が織布局の計画延期を奏上したと知って安堵するが、胡咏梅からは絶縁状を受け取り…。

第41話 愛かお金か

迪化から図爾丹(トゥーアルダン)がはるばる呉(ご)家東院まで訪ねてくる。そして、彼は金2万両と貴重な雪蓮の花を差し出すと周瑩(しゅうえい)に求婚。呉家の面子を潰されたものの大口の取引相手を怒らせるわけにもいかない呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいぜん)は慌てふためく。一方で周瑩は図爾丹と結婚すれば織布局に出資できるのではないかと考えてしまい、返事を引き延ばすが…。

第42話 怪我の功名

図爾丹(トゥーアルダン)の話を聞いた沈星移(しんせいい)は自分も周瑩(しゅうえい)に求婚すると家族に宣言するが、猛反対にあう。一方、周瑩がやはり愛していない人とは結婚できないと図爾丹の求婚を断ると、心傷ついた彼は全ての取引を止めると言い出す。だが、それでかえって踏ん切りがついた呉蔚武(ごいぶ)が織布局に出資すると言い出し、周瑩は趙白石(ちょうはくせき)の元へと急ぐ…。

第43話 寡婦の誓い

迪化に帰る図爾丹(トゥーアルダン)を見送った後、周瑩(しゅうえい)は街で沈星移(しんせいい)と出くわす。すると、沈星移は商売の勝負で周瑩に負けたことを認め、彼女の言う通り女装して街をねり歩く。それを面白がる周瑩はいつもの笑顔を取り戻す。その後、周瑩は呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいぜん)から大当主の座を返す代わりに、生涯再婚せず呉(ご)家に留まる誓いを立ててほしいと言われ…。

第44話 打ち壊し事件

呉漪(ごい)は呉沢(ごたく)を訪ねてきた趙白石(ちょうはくせき)に料理で自分の恋心を伝えるが、その想いを受け取ってもらえず落胆する。その後、織布局がついに開業の日を迎える。ところが、周瑩(しゅうえい)、趙白石らがこの日を祝い、いよいよ操業開始という時になって、杜明礼(とめいれい)の陰謀で扇動された機織職人の王徳根(おうとくこん)らが暴れ出す。彼らが機械を打ち壊すのを見た周瑩は…。

第45話 真心を捧げて

杜明礼(とめいれい)は貝勒の命令に従うようにと沈四海(しんしかい)に言い含め、織布局の操業停止を求める請願書を出すよう強要する。一方、周瑩(しゅうえい)は織布局で暴徒に襲われた自分を助けて大怪我をした沈星移(しんせいい)を見舞おうとするが、乗りこんできた沈家の大奥様に罵られ悔し涙を流す。だが、その後に怪我を押してやってきた沈星移に正々堂々と求婚されて…。

第46話 誓いの言葉

打ち壊し事件で呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいせん)が出資を取りやめる一方、周瑩(しゅうえい)は趙白石(ちょうはくせき)を説得して織布局の再建に乗り出す。また、杜明礼(とめいれい)以外の後ろ盾を作りたい沈四海(しんしかい)は沈星移(しんせいい)を上海に行かせることにする。こうして、沈星移は一生誰にも嫁がないと誓いを立てて再び呉(ご)家の大当主となった周瑩に、いつか必ず妻にすると言い残して旅立っていく…。

第47話 驚きの新機軸

使用人にも呉(ご)家東院の株を売るという画期的な方法で織布局を再建するための資金をかき集めた周瑩(しゅうえい)。さらに、彼女は職を失ったために暴動を起こした王徳根(おうとくこん)ら機織職人を工員として雇い入れることにする。そんな中、上海の沈星移(しんせいい)から周瑩に電報が届く。これに彼女は心踊らせたものの、鄭(てい)氏の手前、電報を受け取ることができず…。

第48話 民富洋布の誕生

趙白石(ちょうはくせき)が巡撫に昇進したことで杜明礼(とめいれい)は貝勒から罰を受け、織布局を何としても潰すよう指示される。その頃、上海では沈星移(しんせいい)が星月貿易会社を開業して西洋と生糸の取引を始めていた。そして、呉蔚武(ごいぶ)と呉蔚全(ごいぜん)が再び出資を決め、順調に再建が進んだ織布局は操業を開始する。そこで、周瑩(しゅうえい)は民富洋布と名付けられた織布局生産の洋布を古月洋布店でも売ってほしいと胡咏梅(こえいばい)に取引を持ちかけるが…。

第49話 捨て身の策略

呉沢(ごたく)が郷試に合格し、呉(ご)家西院で祝宴が盛大に催される中、趙白石(ちょうはくせき)は呉沢と二人で酒を酌み交わす。だが、酔っ払って寝こんでしまった彼は、気づくと泣いている呉漪(ごい)と二人きりだった。そこで趙白石は責任を取って心ならずも呉漪と結婚する。一方、民富洋布は杜明礼(とめいれい)にそそのかされた胡咏梅(こえいばい)の策略で全く売れない事態に陥って…。

第50話 愚かな裏切り

周瑩(しゅうえい)の考えた巻き返し作戦が功を奏し、民富洋布は古月洋布店の顧客の大半を奪うことに成功する。すると、周瑩を追い詰めようとするあまり店も土地も抵当に入れてしまっていた胡咏梅(こえいばい)は窮地に陥り、杜明礼(とめいれい)に助けを求める。その後、趙白石(ちょうはくせき)に呼ばれた周瑩は周老四(しゅうろうし)が民富洋布の取引で商人を騙す詐欺をしていたことを知らされて…。

第51話 悲痛な結末

呉(ご)家東院を出ていくと決めた周老四(しゅうろうし)は沈星移(しんせいい)に会いに行けと周瑩(しゅうえい)に言い残して発つ。その後、呉聘(ごへい)の墓前で胡咏梅(こえいばい)と会った周瑩は、あの日ナツメ餅を食べたのは呉聘だったと伝える。すると、逆上した胡咏梅が周瑩を殺すためナツメ餅に毒を盛ったことを白状し、彼女に襲いかかってくる。そこに思いがけず助けに現れた周老四は…。

第52話 上海での一夜

上海にいる沈星移(しんせいい)の元に杜明礼(とめいれい)が突然訪ねてくる。その腹の内を見抜いた沈星移は彼を追い払い、警戒を強める。その頃、周瑩(しゅうえい)もまた沈星移に会うため上海にやってきていた。そして、感動の再会を果たした二人はダンスを踊り甘い時を過ごす。だが、趙白石(ちょうはくせき)から届いた文を読んだ周瑩は、沈星移から受け取ったバラの花を捨てて…。

第53話 残酷な真実

沈星移(しんせいい)の取引相手であるクラウディを訪ねた周瑩(しゅうえい)は、沈星移が生糸を調達できなくなったと知ってすぐに自分を売りこむ。そして、見事に彼の信頼を勝ち取ると10年契約をする。その後、周瑩が帰郷しようとすると、沈星移が港まで追いかけてくる。そこで彼女は呉(ご)家東院を陥れたのは沈四海(しんしかい)だという事実を伝え、彼に別れを告げる…。

第54話 沈家との闘い

上海から戻った沈星移(しんせいい)は周瑩(しゅうえい)の話について沈四海(しんしかい)を問い質すが、決して非を認めない父に失望。沈(しん)家と縁を切り、全てを置いて身一つで家を出て行くと、味経書院に住みこんで雑用係として働き始める。一方、沈家への仇討ちを宣言した周瑩は彼らの商売に横槍を入れ、その顧客の半分を奪い取る。それに対抗しようとした沈四海は…。

第55話 栄華の回復

船の浸水で仕入れた茶葉が水に浸かってしまい、呉(ご)家東院はピンチに。ところが、そのお茶が意外にも美味しいとわかり、周瑩(しゅうえい)は金花茯茶と銘打って大々的に売り出す。すると、沈(しん)家のお店に流れた客が戻ってきて予想以上の売れゆきに。一方、商売あがったりとなった沈四海(しんしかい)は杜明礼(とめいれい)に相談し、彼からある指示を受けることに…。

第56話 正義の裏側

味経書院で働くうち変法に興味を持ち、いろいろな本を読むようになった沈星移(しんせいい)。彼は趙白石(ちょうはくせき)から杜明礼(とめいれい)と闘うため手を組もうと持ちかけられるが、社会自体が変わらなければ何も変えられないと協力を断る。一方、周瑩(しゅうえい)は趙白石が恩師と慕う張長清(ちょうちょうせい)と会食する。そこで彼と意気投合したと思いきや織布局の全株を売るよう迫られて…。

第57話 理想と現実

貝勒の罠で収賄の濡れ衣を着せられた趙白石(ゆおういはくせき)。彼は織布局の株を呉(ご)家東院から回収できれば窮地を切り抜けられると張長清(ちょうちょうせい)に言われるが、不正は働かないと突っぱね、その結果、巡撫を免職となる。それに心を痛めていた呉漪(ごい)は張長清の夫人から彼を復職させる方法があると聞かされる。そこで、彼女は迷った末にある行動を起こし…。

第58話 揺らぐ信念

周瑩(しゅうえい)が突然、横領の罪で逮捕され都へ送られる。その証拠とされたのは書斎から出てきた身に覚えのない書類だった。そこで彼女は潔白を主張するが、趙白石(ちょうはくせき)から織布局の全株を売り罪を認めれば命は助かると言われ、苦渋の決断を迫られる。一方、沈星移(しんせいい)は周瑩を救い出すため沈四海(しんしかい)に頭を下げ、大金を持って都に駆けつけるが…。

第59話 堕ちた偶像

不本意ながら罪を認めた周瑩(しゅうえい)は釈放されるはずだったが、まさかの横槍が入る。これを知った呉漪(ごい)は自分が偽造された証拠を書斎に置いたと趙白石(ちょうはくせき)に告白。彼は周瑩の逮捕を仕組んだのが張長清(ちょうちょうせい)だったことに気づく。一方、沈星移(しんせいい)は横槍を入れたのが貝勒から郡王となった載漪(さいい)だと知ると、杜明礼(とめいれい)を通してお金で解決しようとするが…。

第60話 何に代えても

周瑩(しゅうえい)を釈放してもらうはずがさらなる罠にはまり、自らも逮捕されてしまった沈星移(しんせいい)。そんな息子を救い出すため沈四海(しんしかい)は大金を杜明礼(とめいれい)に支払う。一方、こうした事態に責任を感じた趙白石(ちょうはくせき)。彼は周瑩に請われて義兄妹の契りを交わすと、絶対に助け出すと彼女に約束する。そして、大胆な方法で載漪(さいい)に面会した彼はある取引をして…。

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