少林問道

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あらすじ

  • 第1話~第20話
  • 第21話~第42話

第1話:因縁の惨劇

明王朝の第12代・嘉靖帝の時代、朝廷は厳嵩・厳世蕃の厳氏一党に牛耳られていた。そんな中、南京総兵の程粛は、厳党に対抗する構えを見せたため、厳党の中心人物であり程粛の義兄弟でもあった明徳の指揮のもと粛清される。唯一、次男の程聞道だけが、運よく生き延び、瀕死のところを少林寺の僧、敗火に救われる。配下から報告を受けた明徳は、聞道の義兄弟である武将の高剣雄を連れて少林寺へと乗り込むのだったが…。

第2話:義兄弟

楊秀から程一族が皆殺しになったと聞かされた栄順王と娘の李蓁蓁。許婚を失った蓁蓁は悲しみに沈む。栄順王は忠臣・徐階に厳党を断罪する書状を送るが、明徳によって握りつぶされてしまう。一方、程家の粛清に加わったことに罪の意識が拭えない高剣雄は、明徳の次の標的が栄順王と知るや、愛する蓁蓁を守るため李家へと向かう。その頃、少林寺では住職の手も借り敗火が程聞道を治療していたが、聞道の体は寒毒に深く侵されていた。

第3話:執着の始まり

栄順王を捕らえるために屋敷へとやってきた高剣雄だったが、すでに栄順王は自害していた。このままでは蓁蓁が官妓として青楼に売られてしまうため、剣雄は明徳に蓁蓁を叔母のいる尼寺へ出家させてほしいと懇願する。その頃、ようやく目覚めた聞道は、蓁蓁を救うため少林寺から出ようとするが、5年は下山を禁じると敗火に言い渡される。一方、楊秀は栄順王を大々的に弔うため、南京の書生たちを集めて檄を飛ばしていたが…。

第4話:苦海に入りて

楊秀は蓁蓁と共に栄順王の亡き骸を運びながら弔いを行うが、錦衣衛を率いる高剣雄に阻止され連行されてしまう。だが深手を負いながらも、楊秀は奸臣である厳氏一党を排除すると明徳に向かって高らかに宣言、剣雄の嘆願も空しく、楊秀は5日後に処刑されることが決まり、蓁蓁も尼寺へ送られることになる。そんな蓁蓁の身を案じる程聞道は、一刻も早く少林寺から下山するため修行僧の通林に、寒毒を抑える方法を調べさせるのだったが…。

第5話:秘密兵器

少林寺から脱出を試みるも住職に見つかり斧を振りかざした程聞道。危険人物と見なされ手足を縛られ拘束されてしまう。聞道は寒毒にかかった原因を敗火から告げられるが、それでも復讐を諦めきれず、爆弾を作って大殿を吹き飛ばすと住職に脅しをかける。その頃、南京では処刑を待つ楊秀が牢に投獄されていた。そこへ覆面をした高剣雄が現れ楊秀を牢から救い出す。だが牢の外には剣雄の父、昔寿が兵を率いて待ち構えていた。

第6話:選択肢

楊秀を逃がした高剣雄は明徳より牢に投獄される。その頃、蓁蓁は叔母のいる尼寺へと護送されるが、明徳の配下である梁五が先回りしており叔母は殺されていた。蓁蓁を官妓にさせるという意図を知った剣雄は急いで尼寺へ向かうが、最後の家族を奪われた蓁蓁に罵倒される。一方、少林寺をあとにした程聞道は南京へ戻り、楊秀と再会を果たして明徳への復讐の道を探る。そんな聞道を連れ戻すべく、敗火も弟子を連れて山を下りていた。

第7話:引き返せぬ道

叔母を殺された蓁蓁。南京へと引き戻され官妓として妓楼に売られることになるが、すべては高剣雄のために明徳が仕組んだことだった。そんな蓁蓁のもとを敗火大師が訪れ、程聞道の復讐を止めてほしいと訴えるが、そこへ聞道が現れ明徳を討つと言葉を残して姿を消す。そして翌日、高家では明徳の出世を祝う宴が開かれていた。南京の名家が続々と贈り物を届けに訪れる中、使用人に扮した聞道と楊秀は、古の銅鼎を餌に明徳に近づこうとするが…。

第8話:憎しみの連鎖

体に爆弾を巻きつけ、明徳もろとも死ぬ覚悟でいた程聞道と楊秀だが、高剣雄や梁五によって阻止されてしまう。だが聞道はとっさに剣雄の父親を人質に取って山にこもり、父親を助ける代わりに明徳を殺すよう剣雄に要求する。剣雄は明徳を連れて再び聞道のもとを訪れるが、剣雄の父親は高家と息子のために自害する道を選ぶのだった。そこへ突然、倭寇が襲い掛かり聞道と楊秀を連れ去る。明徳は様子を見ていた敗火に関与を問い詰めるが…。

第9話:涙の花籠

程聞道と楊秀をさらった倭寇の隊にいたのは、かつて程粛の命令で倭寇を内偵していた江龍という漢人だった。江龍は厳党を倒すためにも、生き延びるよう告げ、密かに聞道たちを逃がす。一方、李蓁蓁は花籠に乗せられ、南京で一番にぎわう妓楼、暖香閣へと売られていく。その様子を遠くから見守ることしかできなかった聞道は、少林寺で出家したいと敗火大師に申し出る。その頃、暖香閣で妓女となった蓁蓁は客に歌を披露するよう強いられるが…。

第10話:物言わぬ修行僧

敗火と共に少林寺に戻ってきた程聞道。これまでの非礼をわび寺に置いてほしいと頼み込むと住職はある条件を出す。それは10日間で、10年間 言葉を話そうとしない正行という僧の口を開かせるというものだった。聞道はさっそく正行の住む小屋へと向かうが、正行は鎖を首にかけて、決して口を開こうとはしない。一方、暖香閣にいる李蓁蓁は、常連客の御曹司にすっかり気に入られるが、ついに芸を売る屈辱に耐え切れなくなり…。

第11話:十八銅人

正行にわだかまりがあると踏んだ程聞道。楊秀からの知らせで、正行がかつて少林寺の誇る十八銅人の1人であり、その十八銅人は10年前に明徳によって排除、住職と正行以外の銅人16名は現在も行方不明だという事実を知る。聞道は正行の口を開かせるためにわざと挑発するが、激怒した正行は住職に襲い掛かってしまう。その頃、他の妓女たちに嫉妬されている李蓁蓁は、客に歌を披露している最中、媚薬入りの香を仕込まれてしまい…。

第12話:枷(かせ)を解く時

少林寺に戻った程聞道は密かに住職の居所へもぐりこみ、血文字で記された板を見つける。それは住職が犯した10年前の過ちと後悔の念が刻まれていた。聞道がこの血書を正行の前で読み上げると、正行はついに10年間閉ざしていた口を開き、苦しみから解き放たれるのであった。一方、暖香閣の女将は李蓁蓁に嫉妬する妓女にそそのかされ蓁蓁を人買いに売ってしまう。蓁蓁が消えたという知らせを受けた高剣雄は南京の城門を閉めて大々的に捜索を行うが…。

第13話:十一娘

李蓁蓁が洛陽に売られたと聞いた程聞道は、仏門に入る前にもう一度下山することを決意、少林寺をあとにし楊秀と共に洛陽へ向かう。その頃、蓁蓁は洛陽一の妓楼である梅艶楼に売られ、そこで神秘的な雰囲気を漂わせる梅女将と出会い、十一娘という名を与えられる。一方、洛陽に着いた文道たちにも十一娘の噂は耳に入ってきた。蓁蓁の純潔を守るため、聞道は洛陽中の書生を集めて蓁蓁を助けるための銀子を募るのだったが…。

第14話:女将(おかみ)の秘密

書生たちから銀子を募った程聞道と楊秀。十一娘こと李蓁蓁の初夜の競りが行われている梅艶楼へと乗り込み、聞道は千両という高値で蓁蓁を買うが、身請けはかなわなかった。聞道は蓁蓁には何もせずひと晩を明かすが、翌日に寒毒の発作が起きてしまう。蓁蓁から聞道の持病と少林の敗火大師が治療を行っていると聞いた梅女将は、密かに酒楼を訪れる。同じく酒楼へやってきたのは敗火大師だった。梅女将は敗火大師にあることを問いただす…。

第15話:二人だけの祝言

都の厳世蕃のもとを訪れた明徳は、高剣雄の昇格を願い出る。高剣雄は南京から河南府衛指揮使の職に就任するよう言い渡され、程聞道と李蓁蓁が洛陽の梅艶楼にいることを知る。その頃、高剣雄の訪れを待っていた聞道は、蓁蓁と2人だけで祝言を挙げようと提案する。梅艶楼の蓁蓁の部屋で愛を誓う2人だったが、そこへ洛陽のならず者“笑笑兄”が乗り込んでくる。袋叩きにされる聞道の前で蓁蓁が襲われそうになる中、ようやく高剣雄が現れ…。

第16話:仏門へ

李蓁蓁を高剣雄に託した程聞道。少林寺の門をたたき、出家したいと願い出る。敗火は聞道に “無想”という法号を与えるのだった。聞道が出家したとの噂は洛陽にも伝わっていた。蓁蓁に会いに梅艶楼を訪ねた高剣雄の前に知府の田碩儒が現れる。田知府は厳党と対立する徐階の一派であり、かつて蓁蓁の父、栄順王から恩を受けていた。一方、和尚となった聞道はまったく修行に身が入っていなかった。そんな聞道は敗火に十八銅人の残り16名の行方を問う。

第17話:三つの過ち

田知府から李蓁蓁を独占され、兵糧も支給してもらえない高剣雄、副官より明徳が育てた秘密の部隊の存在を知り、ある指令を与える。その頃、無想(程聞道)の頼みで少林十八銅人の行方を探っていた楊秀は、田知府より2人の男を紹介される。だが男たちは謎の刺客によって殺されてしまう。一方、少林寺にいる無想は夜更け密かに達磨院へと向かい、そこで修練する住職の姿を見かける。住職は無想に10年前 銅人たちに降りかかった悲劇を語り始め…。

第18話:洛陽(らくよう)騒然

無想(程聞道)は住職の話から、10年前、明徳が少林寺を支配下に置くために武僧を解散させ、銅人16名を連行したことを知る。そんな銅人と同じ技で殺された屍2体が洛陽で発見される。楊秀はすぐに無想に知らせるが、無想は銅人に執着する心を敗火に見透かされ罰を与えられることに。一方、十八銅人が出現した知らせは田知府の耳にも入っていた。田知府は洛陽のある場所を訪れる。そこには本物の銅人16名が監禁されていた。するとその場に高剣雄も現れ…。

第19話:第二の凶行

田碩儒から主導権を奪うため、十八銅人の功夫を受け継ぐ“十八行者”を放った高剣雄。狙いどおりに田碩儒から兵糧を奪うことに成功する。その頃、李蓁蓁は楊秀からの文を受け取り、無想(程聞道)が明徳に復讐するために投獄された銅人たちを解放しようと計画していることを知る。蓁蓁は高剣雄に無想に協力すれば、自分の体を捧げると伝えるのだった。蓁蓁の言葉を聞いた高剣雄は十八行者を連れて少林寺を訪れ無想と対峙するが…。

第20話:女の操(みさお)

少林寺から戻った高剣雄は、痛めつけた無想(程聞道)を洛陽の宿にかくまい、無想に協力して銅人を解放すると李蓁蓁に申し出る。蓁蓁は無想宛ての手紙を梅女将に託し、高剣雄に操を捧げるのだった。蓁蓁の文を読んだ無想は別れの竹とんぼを女将に託し、銅人たちを救出するために正行のもとを訪れる。そして作戦決行の当日、高剣雄の手配した馬車が銅人たちの収監される建物の前に到着する。無想、楊秀、正行は建物の中へと侵入するが…。

第21話:銅人(どうじん)奪還

銅人16名を救うため氷室のある敷地内に潜入した無想(程聞道)たち。錦衣衛が襲い掛かるも正行と覆面姿の高剣雄が撃退、街からの脱出に成功するが、洛陽知府の田碩儒に追いつかれてしまう。そこへ高剣雄が現れ田碩儒を連行するが、衙門に戻った剣雄のもとに明徳が洛陽に到着したという知らせが届く。銅人が奪われたことを知った明徳は、梁五と十八行者に追撃させる。梁五と十八行者に追いつかれた無想一行だが、銅人を守るべく正行が立ちはだかり…。

第22話:再会

少林寺に銅人16名が戻ったが、犠牲となった正行は荼毘に付される。正行から功力をもらい寒疾の治った無想(程聞道)は、復讐のため銅人たちを何とか治療したいと考えるが、住職や敗火にも手の施しようがなく、死ぬのは時間の問題だった。一方、高剣雄と結託した罪で、梁五が李蓁蓁を捕らえに梅艶楼を訪れる。梅女将は梁五に明徳自ら来るようにと伝える。そして梅艶楼を訪れた明徳が見たのは二十数年前に行方不明となった妻 沈梅児だった。

第23話:仏に祈りて

十八銅人の強奪と田碩儒殺しの罪で捕らわれた高剣雄。失望した明徳は高剣雄を投獄する。一方、無想(程聞道)は生き残った銅人16名を救おうと必死で治療法を考えるが、焦りから銅人たちの容体は悪化することに。復讐に利用するため銅人たちを苦しめたことを痛感した無想は、住職の言葉に従い御仏に祈る。そんな無想の姿を見た敗火は、洗髄経なら治療できる可能性があると告げるが、洗髄経を習得しているのは達磨洞で修行中の観海大師ただ1人だった。

第24話:洗髄経(せんずいきょう)

達磨洞にいる観海大師から洗髄経を授かった無想(程聞道)。“正しい心”を見いだしようやく洗髄経を習得、銅人16名たちに治療を施し始める。その結果 正因たちは死の淵から生還、徐々に功力も回復するのだった。だが そんな中、少林寺に明徳が官兵を連れて乗り込んでくる。明徳は囚人姿の高剣雄を突き出し、無想と李蓁蓁に銅人奪還劇の首謀者は誰かと尋ねる。そして無想が洗髄経で自分の病を治さなければ僧を1人ずつ殺すと宣言し…。

第25話:引くか進むか

洗髄経を習得した無想(程聞道)に自分の病を治療させようと少林寺に乗り込んできた明徳、薬局や住職の部屋を占領ししばらく居座ることに。明徳の脈を診た無想は容体を率直に告げるが、治療を拒めば李蓁蓁の命はないと迫られる。仏の前で苦悩する無想、だが李蓁蓁は自分のことは気にせず絶対に明徳を殺してほしいと懇願するのだった。そしてついに意を決して明徳の薬を煎じ始めた無想だったが、そこへ敗火が訪れて…。

第26話:救いの歌声

苦悩しながらも李蓁蓁から背中を押され、明徳の薬を煎じた無想(程聞道)。翌朝 薬を明徳に渡すが、警戒する明徳はその薬を李蓁蓁に飲ませてしまう。だが、しばらくたっても異変は起きなかったため、失望した蓁蓁は激しく無想を罵る。実は無想の寝ている隙に敗火が毒入りの薬をすり換えていたのだった。その頃、捕らわれていた高剣雄は、李蓁蓁に裏切られたことですべてを振り切り、改めて明徳に服従を誓い職位に復帰する。

第27話:道連れ

明徳を治療する代わりに3つの条件を出した無想(程聞道)だったが、あっさりと明徳から却下されてしまう。思い詰めた無想は、自らが死ぬことで明徳の命を奪うことを決意、住職に無常院に入ることを願い出る。無常院とは少林寺の僧が死を迎える場所だった。無想は弟子たちの説得も聞き入れず、ひたすら死を待ち続ける。一方 洛陽に戻った明徳は、梅艶楼で高剣雄を倭寇の長である岡田に引き合わせる。

第28話:告白

無想(程聞道)が無常院に入ったと知った明徳は韓副官に命じ、無想を引きずり出そうとするが、住職や正因たちがこれを防ぐ。頑なに死を選ぼうとする無想に対し、明徳は少林寺の僧を集め、無想が治療に応じなければ1人ずつ僧を殺すと言い放つ。その頃、敗火は梅艶楼の梅女将のもとを訪れ、無想が死のうとしていることを告げる。敗火と共に少林寺を訪れた梅女将は、無常院に入り無想に出生の秘密と程粛と明徳との因縁を告げる…。

第29話:命の引き換え

無常院にやってきた梅女将。夫の明徳、息子の無想(程聞道)が殺し合いをしてほしくないと望み、自ら毒を飲む。母親が命を懸けて父子を守ったことで無想は自害を断念、無常院を出て明徳を治療することに応じたため、少林寺も滅亡の危機を逃れるのだった。その頃、高剣雄は明徳の指示で岡田たち倭寇の一行と共に寧波へと向かっていた。だが道中、明軍の兵から積み荷を調べられそうになったため、岡田が兵に斬りつけてしまい…。

第30話:死地より出でて

明徳の治療に応じた無想(程聞道)、様々な毒薬で薬を煎じ“毒をもって毒を制す”方法で明徳の治療を試みる。すると李蓁蓁が明徳を殺そうと襲いかかろうとするが、無想は母の犠牲を無駄にできないと必死で蓁蓁を阻むのだった。無想の治療が功を奏し少林寺の危機は去るが、敗火は無想を修行に専念させたいと考え、無想に薬局首座を譲ることを住職に申し出る。一方、寧波にある岡田たちの根城にやってきた高剣雄は明軍の夜襲を予想し…。

第31話:それぞれの道

少林寺の僧の総意で敗火から少林寺薬局の首座を引き継いだ無想(程聞道)。病の癒えた明徳は少林寺を去り、明徳を殺す機会を奪われ失望した李蓁蓁も梅艶楼へと帰っていった。そして3年後、洛陽では干ばつのため飢饉が起き、少林寺の薬局には次々と病人が運び込まれていた。無想は科挙に合格し官吏となった楊秀の文で近く次輔の徐階が洛陽を訪れると知る。その頃、梅艶楼では高剣雄、岡田、そして女将となった蓁蓁の間である密談が行われていた。

第32話:動いた心

明徳に隠れて岡田や李蓁蓁と硝石を密売し荒稼ぎをしている高剣雄、岡田に徐階の暗殺を持ちかける。徐階は救済用の食糧が着服され、不正に硝石が取引されている件を調査するため洛陽を訪れることになっていた。一方、災民を必死で助けようとする無想(程聞道)は寺での救済に限界を感じていたが、そこへ蓁蓁から徐階暗殺の計画があると聞き、その心は大いに動く。観海大師の言葉をもらった無想は敗火と住職に下山を申し出る。

第33話:禅とは

徐次輔の洛陽への視察に動向する明徳だったが、高剣雄は救済用の食糧を民に配る様子はなかった。焦った明徳は梁五を遣わせようとするが、楊秀が現れ皇帝への奏状を渡す。それは高剣雄と倭寇の結託を報告する内容だった。一方、下山を願い出た無想(程聞道)だったが、下山するためには十八銅人の陣を破る必要があった。その無想の前にまず正因が立ちはだかる。正因は銅人を救ってくれた恩に報いるため無想の一撃を受け…。

第34話:次輔、洛陽(らくよう)へ

住職から下山の許しを得た無想(程聞道)、負傷した体を押して李蓁蓁が待つ宿へと到着、徐次輔の命を助けたいと告げる。その頃、次輔の到着を待つ岡田は高剣雄を疑いながらも準備を進め、高剣雄も襲撃がどう転んでもいいように策を立てていた。そして明徳が先導する次輔一行が倭寇の潜伏する地点を通りかかる。襲い掛かる倭寇たちの前に現れたのは無想、無想を追って下山した敗火と正因だった。両者乱れての戦いとなるが…。

第35話:倭寇(わこう)の反撃

無事に次補 徐階を洛陽へと送り届けた無想(程聞道)。高剣雄が倭寇と結託していた件に李蓁蓁も加担していることを知る。艶楼が取り引きの拠点だと報告を受けた徐階は、捜索のために楊秀を梅艶楼に遣わす。一方、高剣雄の裏切りを知った岡田は江龍に海艶楼への襲撃を命じる。江龍は硝石を奪い、蓁蓁に加え調査に来ていた楊秀もさらって拠点の西山へ戻るのだった。蓁蓁と楊秀がさらわれたと知った無想は明徳のもとを訪れ…。

第36話:西(さい)山

楊秀と李蓁蓁を救出するために倭寇の根城である西山へ向かった無想(程聞道)たち。無想は道中 江龍の残した目印を頼りに倭寇の根城に到着、江龍の手引きで楊秀と李蓁蓁を救い出して脱出を図る。一方の明徳は倭寇と戦う最中に自分を射るよう高剣雄に命じていた。射られた明徳を無想は治療してやる。救出され梅艶楼に戻ってきた蓁蓁は、楊秀に高剣雄が始末した帳簿の写しを渡す。倭寇と結託したのは厳党に復讐する証拠を集めるためだった。

第37話:心を整える

恨みや執念が断ち切れない李蓁蓁、敗火から説かれ徐次輔や無想(程聞道)たちと共に都へ行くよう勧められる。無想は都へ着くや単身で厳世蕃の屋敷へと乗り込むが、明徳に制止されるのだった。厳世蕃に報告へ来た明徳と高剣雄は、李蓁蓁が帳簿を楊秀に渡した事実を知る。その楊秀は蓁蓁からの帳簿を証拠に、皇帝へ厳党の罪を直訴しようと意を決していた。一方の敗火は徐次輔のもとを訪れ、ある物を皇帝に渡してほしいと告げる。

第38話:義を貫く

高剣雄から楊秀が翌朝 帳簿を皇帝に突き出すと聞いた明徳。錦衣衛を従えて楊秀のもとを訪れる。楊秀は義兄弟と李蓁蓁を殺し、義兄弟に親不孝をさせることが義なのかと問われ、帳簿を破り捨てることに。だが皇帝への直訴を敢行した楊秀は杖刑に処され、下半身の肉が腐ってしまう。牢を訪れた無想(程聞道)は、楊秀の願いを聞き入れ、肉と骨を削ってやる。そんな中、虫の息の楊秀を厳世蕃がすぐに審問にかけると知らせが入り…。

第39話:観海(かんかい)大師の衣鉢

足が不自由になった楊秀をおぶって厳府へとやってきた無想(程聞道)。楊秀に代わって自分が杖刑を受けると告げるが、厳世蕃は棒が折れるほど打ち据えろと命じたため、明徳は無想が息子であることを明かし嘆願する。その告白がさらなる厳世蕃の怒りを招いたその時、敗火が厳府を訪れる。観海大師はすでに入寂されその衣鉢を敗火の手に託していた。そして敗火に続き、朝廷の使者が訪れ無想を護国大師に封じる内容の聖旨を読み上げる…。

第40話:寧波(ねいは)へ

皇帝から寧波の倭寇討伐を命じられた高剣雄と楊秀。少林寺の住職となった無想(程聞道)は、これが最後の心残りだと、達磨院の武僧と薬局の僧を連れて高剣雄たちの倭寇討伐に協力することを決める。同行を許された李蓁蓁も加え、一行は寧波に入るが、寧波は幾度も倭寇を相手に敗戦を重ねており民の生活は倭寇の脅威にさらされていた。高剣雄は倭寇に占領されて久しい村を攻撃しようとするが楊秀がこれを制止、蓁蓁と共に村に乗り込むが…。

第41話:義兄弟 集いし夜

倭寇に占領された村から生還した無想(程聞道)と李蓁蓁。村人を処刑しようとする高剣雄だったが、無想の訴えで村人を解放する道を選ぶ。官軍は村から温かく迎えられるのだった。そこへ督戦役の明徳がやってくる。使者として訪れた江龍を加え、倭寇をどう攻めるか協議。明徳と無想率いる少林寺の武僧が裏手から奇襲し、楊秀が爆弾で賽門を吹き飛ばしたのを合図に高剣雄たち主力が攻めるという作戦を立てる。いよいよ決戦を前に三兄弟は杯を交わし…。

最終話:帰着の地

決戦を前に杯を交わす4人。李蓁蓁は楊秀に今生の別れを、無想(程聞道)に剃度の願いを、高剣雄には胸の内を告げる。翌朝、無想は明徳や少林寺の武僧と一足先に出発、獣道を進む。その道はかつて明徳が程粛たちの援軍を待ちながら通った道でもあった。その後、楊秀が江龍と共に倭寇の拠点へ到着、持ち込んだ爆弾で寨門もろとも自爆し、それに呼応した無想たちが裏山から奇襲をかける。果たしてその様子をすべてを見届けていた高剣雄は…。

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