大河ドラマ「翔ぶが如く」

幕末から明治という激動の時代を先導した西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を描く

薩摩国鹿児島城下で兄弟の如く育った西郷隆盛大久保利通は、ある時は互いに手を取り合い、そしてある時は異なるやり方で薩摩藩を動かし、遂には明治維新の大偉業を成し遂げる。しかし、時代のうねりの中で2人は対立。やがて西南戦争へと駆り立てられていく…。
変革の時代をともに生き抜き、維新で道を分かった薩摩武士の生涯を描いた司馬遼太郎原作の大河ドラマを、明治維新150年となる2018年に放送!

原作:司馬遼太郎

脚本:小山内美江子

出演:西田敏行、鹿賀丈史、田中好子、若林豪
高橋英樹、草笛光子、加山雄三 ほか

あらすじ

弘化3年(1846年)、「琉球にイギリス艦隊来航す!」との至急の知らせが、薩摩藩へもたらされた。
ペリー来航より7年前、日本はまだ鎖国の深い眠りの中にあった。
江戸にあって英明の誉れ高い島津斉彬は、政治や国際情勢を正確に把握し、いち早く日本の危機を察知していた。
そんな中、琉球問題の処理を幕府筆頭老中・阿部正弘から委任され、斉彬は鹿児島に帰国することに。
だが、国元での斉彬の立場は不安定なものであった…。

見どころ

西田敏行と鹿賀丈史のなりきりぶりが話題に

本作では、主役の西郷隆盛を西田敏行、大久保利通を鹿賀丈史が演じている。放送当時、そのなりきりぶりが実像に近いと大きな話題になった。そのほか、島津斉彬を加山雄三、島津久光を高橋秀樹、坂本龍馬を佐藤浩市が演じるなど、大河ドラマならではの豪華キャストが出演している。

2018年の大河ドラマ「西郷どん」と同時代を描く

2018年は、明治維新から150年という記念すべき年。
NHKでは、第57作大河ドラマとして『西郷どん』を放送。鈴木亮平が西郷隆盛を演じることで話題を呼んだ。さらには『翔ぶが如く』で西郷隆盛を演じた西田敏行が”語り”を、大久保利通を演じた鹿賀丈史が島津斉興役で出演することも決まっている。同時代を描く2作品を比較しながら観るのも面白いのではないだろうか。

時代を駆け上ってゆく幕末編と悲運の明治編に分けた二部構成

西郷隆盛と大久保利通の友情と葛藤をもとに、幕末から明治にかけての群像をドラマ軸にしている本作。さまざまな人の思いが込められた明治維新をより分かりやすくするために、本作では初めて幕末編と明治編という二部構成を導入した。また、せりふやナレーションに薩摩ことばを使って郷土色を強めたが、分かりにくい言葉には字幕をつける工夫もしている。

動画

人物紹介

西郷吉之助:西田敏行

薩摩藩下級藩士・吉兵衛の嫡男。
島津斉彬の藩主就任に伴い江戸詰め、庭方役に抜擢。斉彬の意を受けて、次期将軍擁立のための宮廷工作に奔走。その後、安政の大獄、斉彬の急死、入水未遂を経て奄美大島に潜伏。1862年いったんは鹿児島へ帰還するも、久光の怒りに触れ捕縛。徳之島、沖永良部島へ流される。2年後に赦面され、禁門の変では軍賦役として長州勢を御所から駆逐。1866年薩長同盟を締結。

大久保正助/一蔵:鹿賀丈史

薩摩藩下級藩士・利世の嫡男。
1849年、次の藩主をめぐる藩の内紛「高崎崩れ」に連座して謹慎処分を受けるが、島津斉彬の藩主就任により復職。1858年、斉彬の死後、藩の実権を握った久光に接近。名を一蔵と改名し久光の側近として、失脚した西郷吉之助にかわり、公武合体策の実現に奔走。その後、公武合体策に見切りをつけ、吉之助らとともに討幕運動を推進。1866年の薩長同盟、翌年の王政復古の実現に努力した。

放送スケジュール

※司馬遼太郎の「遼」の字は、本来、「しんにょうの点がふたつ」です。

「翔ぶが如く」©NHK

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