大河ドラマ「八重の桜」

戊辰150年 今見るべきもうひとつの幕末

母の願いをよそに、男まさりに育った少女は、会津・鶴ヶ城に女たちと立てこもり、銃を持って戦った……。維新後、アメリカ帰りの新島襄の妻となり、男尊女卑の世情の中、時代をリードする“ハンサムウーマン”となっていく。会津武士道の魂を守り抜き、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った新島八重と、その仲間たちの愛と希望の物語。

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あらすじ

山本八重は、会津藩砲術指南役の娘として生まれ、男まさりで負けん気が強く、父・権八や母・佐久も手を焼いていた。八重が慕ってやまないのが、文武に秀でた兄・覚馬。華麗に的を撃ち抜く兄の姿を見て、八重は砲術に夢中になる。その後、覚馬は、最新の西洋砲術を学ぶために江戸へ留学。八重は、こっそり砲術の練習をするが、権八に見つかって一喝されてしまう。(#1「ならぬことはならぬ」より)

見どころ

主演・綾瀬はるか!”幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた新島八重、激動の生涯

物語の主人公は、動乱の幕末から激動の明治期を駆け抜けた女性・新島八重。会津戦争ではスペンサー銃を手に新政府軍と戦い、後に”幕末のジャンヌ・ダルク”と称された。維新後は、その武器を銃から知識へと持ち替え、時代をリードする女性へと成長していく。
主演は大河ドラマ初主演となる綾瀬はるか。どんな状況でも力強く突き進んでいく新島八重の姿を魅力たっぷりに演じている。本作では銃や薙刀などのアクションシーンにも挑戦しており、物語前半のクライマックスである鶴ヶ城籠城戦の銃撃戦は必見。

戊辰戦争から150年、激動の幕末を敗者の視点から描いた愛と希望の物語

今から150年前の1868年、戊辰戦争の終結によって日本は明治という新たな時代を迎えた。現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛ら勝者の物語を描いているが、「八重の桜」では旧幕府軍として戦い、最後は”逆賊”として降伏した会津藩の物語を描いている。徳川家への義と朝廷への尊崇の念を胸に戦い続け、維新後も様々な困難に見舞われながら、それでも力強く乗り越えていこうとする会津の人々の生き様をぜひ目に焼き付けてほしい。

八重を支えた2人の夫に注目!豪華出演陣が勢ぞろい

八重の最初の夫・川崎尚之助を演じるのは、2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主演が決定している長谷川博己。八重の良き理解者として共に会津戦争を戦う尚之助だったが、そこには悲しい運命が待ち受けていた……。
そして、八重が新天地の京都で出会う宣教師・新島襄をオダギリジョーが演じている。戦争の悲しみを乗り越え、絆を深めた2人は結婚し、同志社大学設立という夢に向かって共に歩んでいく。
その他、大河ドラマならではの主役級キャストが集結している。八重の兄・山本覚馬に西島秀俊。会津藩主・松平容保を演じた綾野剛は、容保の肖像写真にそっくりだと当時話題になった。さらに、八重に密かな想いを寄せる山川大蔵に玉山鉄二や会津藩士・神保修理に斉藤工などイケメン俳優が勢ぞろいした。

動画

人物相関図

時代背景

新島八重(1845-1932年)

会津藩砲術師範の父・山本権八と母・佐久の娘として生まれる。幼少期から男まさりな性格だった八重は、裁縫よりも家芸の砲術に興味を示し、兄・覚馬から洋式砲術の操作法を学んだ。
兄の勧めで18歳の時に洋学者・川崎尚之助と結婚するが、戊辰戦争後に離縁。会津・鶴ヶ城籠城戦では、断髪・男装し、スペンサー銃を持って奮戦した。
維新後は、覚馬を頼って京都へ行き、新島襄と再婚。結婚後は、同志社大学の設立に奔走する襄を支えた。襄の死後、日本赤十字社の正社員となり、日清・日露戦争では篤志看護師として従軍。その功績により、皇族以外の女性として初めて叙勲を受ける。
激動の幕末を生き抜いた彼女は、後に「幕末のジャンヌ・ダルク」「ハンサムウーマン」「日本のナイチンゲール」などと称されている。

会津藩

現在の福島県会津若松市を中心とした地域を治めていた藩。藩祖である保科正之は、徳川家から23万石の大名に引き立てられた恩に報いるため、15条からなる会津藩の家訓を制定。その第1条にある「徳川将軍家には絶対に忠誠を尽くさなければならない」という教えは、以降の会津藩士の規範となった。この教えを重んじた9代藩主・松平容保は、幕府の命に従い京都守護職に就任し、会津藩士とともに上洛。しかし、時代の流れは倒幕へと進み、旧幕府軍として戦った戊辰戦争では、朝廷に刃向う”逆賊”とされてしまう。会津戦争では白虎隊など多くの悲劇に見舞われながらも、最後まで徳川への忠義を貫き戦い続けたが、一か月にも及ぶ鶴ヶ城での籠城戦の末に降伏した。

戊辰戦争(1868-1869年)

「大政奉還」によって政権が徳川幕府から朝廷に返上された後、武力倒幕を目指す薩長は明治天皇の名において「王政復古の大号令」を宣言。1868年、ついに会津藩・桑名藩を中心とした旧政府軍と薩摩藩・長州藩を中心とした新政府軍が京都で衝突した。この「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、1年半にわたって繰り広げられた内乱を「戊辰戦争」と呼ぶ。旧幕府軍の敗走を受け、東海道の諸藩は恭順の意を示し、江戸城も新政府軍に明け渡された。その後、会津藩を中核とする東北諸藩は、奥羽越列藩同盟を結成して新政府軍に対抗する。しかし、会津戦争での籠城戦が続く中、米沢藩や仙台藩など新政府軍に恭順する藩が相次ぎ、孤立した会津藩もついに降伏。巻き返しを図る旧幕府軍であったが、箱館戦争で降伏し、長きにわたる戊辰戦争は終結した。

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『大河ドラマ「八重の桜」』©NHK

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