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18世紀の朝鮮時代に実在した天才絵師キム・ホンドとシン・ユンボク。2人の天才絵師の運命と、歴史的名画に秘められた愛を、大胆な着想を交えて描いた歴史ドラマ。
紅花の顔料造りに寝食を忘れて取り組んだヨンボクは、発生した猛毒の影響で視力に支障をきたし、宮殿の塗り替え作業の足場から落下して命を落とす。ついに奉審の日が来た。大臣たちは、従来の様式から逸脱した御真を酷評し、紅花を使ったことを伝統の破壊で不敬だと難詰する。兄が自ら犠牲となって造った顔料を侮辱され、憤慨したユンボクは、ならばこれは御真ではなく、描かれているのも王様ではないと絵を破り捨て・・・。
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