(C)WTW Films Ltd. 2019
舞台はクリミア戦争終結後のロシア。厳しい農奴制の中で、数々の困難を乗り越えていくカテリーナの愛と自由への道のり、そして鎖のごとく束縛された愛をドラマティックに描く。
不運にも、ナターリヤの予感が当たる。待ち望んだ結婚式なのに、グリゴリーは不在のカテリーナを探して途中退席。義父となるピョートルは、祝宴で愛人に歌をうたわせる破廉恥ぶり。激昂したグリゴリーが父を殴り、ふたりは公衆の面前で乱闘へ。信じられぬ光景に、アンナが卒倒した。駆け落ちを決行したカテリーナが、アレクセイと馬を走らせている。幸せと解放感に充ち、どんな荒波にも耐えられそうに思えたのだが…。