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老境を迎えた皇帝スレイマン。皇子たちは立派に成長し、それぞれの赴任県を統治していた。だが一方で、皇帝の後継者の座を巡る骨肉の争いが苛烈を極めていく。皇帝妃マヒデブランの息子で才気に富む最年長の皇子ムスタファを次期皇帝に望む謎の組織が出現。ヒュッレムは我が子を玉座に就けるため、全力でムスタファを潰しにかかる。後継者争いを制するのは誰か?父帝スレイマンの愛と苦悩を描くシーズン4。壮麗王の治世がここに完結する。
トプカプ宮殿ではスレイマンがコンヤの陣営へ出発。見送りに立つヒュッレムはスレイマンのただならぬ様子を感じ取っていた。一方、ムスタファもコンヤへ発つ日が訪れ、マヒデブランや妻ミフリュニーサらは皇子の無事を祈りながら見送る。コンヤの陣営ではアトマジャが歩兵常備軍の隊長たちを集め、反乱の段取りを確認していた。そんな中、コンヤの陣営から少し離れた場所に天幕を張ったムスタファのもとに謎の矢文が届く。