2016/12/21

【インタビュー】「客主~商売の神~」主演 チャン・ヒョクのインタビュー公開中!


19世紀末の朝鮮王朝時代を舞台に、天涯孤独の行商人チョン・ボンサムが、商売の神へと昇りつめる波乱万丈の生涯を描いた本格歴史ドラマ「客主~商売の神~」。今回は、今や「時代劇と言えばチャン・ヒョク」と名が挙がるほどの人気を博す主演チャン・ヒョクのインタビューをお届けします。


利益より人を守ろうとしたボンサムの行動は、朝鮮時代の当時においても合理性があったと思います


― 本作の役作りはどのようにされたのか教えてください。

まずは作品の歴史背景を調べました。演じたボンサムと数多くの客主たちが繰り広げる商売競争を理解するため、当時の客主たちが選択した事項や、その下で働く人々をどうのように管理していたのかというような点も勉強しました。

― 客観的に、主人公ボンサムのことをどう思われましたか?

演技というものは、その人の主観的な考えを自分の体を通して表現するものだと考えているので、チョン・ボンサムという役柄を客観的に見るのは簡単なことではないです。ですが、今改めてチョン・ボンサムという人物を考えてみると、利益を追求するより、人を守ろうとした人物だったから、きっとあの時代を生きるには大変だっただろうと思います。ただ、商売という面では、短期的には利益の部分が大事にされるかもしれませんが、長期的には人を大切にしなければいけないのではないかと考えたりもしますので、僕はボンサムの行動はあの時代においても合理性があったと思っています。

― お気に入りのシーンを教えて下さい。

僕が出ていないシーンですが、個人的に好きなシーンがあります。僕の幼少時代、チョン・ボンサムが生死の境をさまよった時、姉のソレがボンサムを祠堂(サダン)に連れて行って、こう言うんです。「ボンサム、そんなに大変なら両親のところに行きなさい。父のところに。」それが、グッとくるんですよ。この兄弟2人の切れない縁が積み重なって物語が始まっていくので、とても印象深いシーンです。

― 苦労した点や楽しかった点など、思い出に残る撮影エピソードをお教えください。

正直、撮影が終わってかなり時間が経っているので、記憶をたどりながらなのですが・・・。ハン・チェアさんが水に落ちて、僕がハン・チェアさんを助けて祠堂(サダン)の前で話すシーンが、とても記憶に残っています。水に落ちるシーンだったので、濡れた衣装で演技を続けなければならず大変でした。衣装がなかなか乾かなくて、おそらく1週間くらいその濡れた衣装で撮影していたと思います。


― チョン・ボンサムは”商売の神”といわれていますが、チャン・ヒョクさんが”神”と崇める方はいらっしゃいますか。

そうですね。神ですか・・・。「あの人からは何か学べるものがある」と思うと、もう”神”というよりも、私が持っていないものを持っているから興味が湧いて、尊敬できるし、尊重もできるようになりますね。

― 素晴らしい肉体美と運動能力を本作でも発揮されていますが、どのようにその肉体美を維持しているのでしょうか?

うーん、肉体管理のためというよりは、健康管理ということで1日置きに、無酸素でウエイトトレーニング、有酸素のボクシングをして、1週間自転車に乗るといった運動をしています。

― デビューから約20年がたちましたが、デビュー当時と現在とでは、役者としての目標は変化しましたか?

そうですね。デビュー当時には、なぜ俳優をしなければならないのか、どんな俳優になったらいいか分からなかったです。今はなぜ俳優をしていて、どんな俳優になっていきたいのかという明確な考えを持っています。デビューしてからもう21年が経ちますので、俳優業が好きな理由を今ははっきりと答えられます。

― 最後に、応援しているファンのみなさまにメッセージをお願いします。

『客主』をまたみなさんにご覧いただくことができるようになりました。本作は、その時代の辛さや切ない部分を含んでいるドラマだと思います。そんな中でも一生懸命に生きていく市井の人々を描いている話なので、気軽にドラマの映像とメッセージを楽しんでもらいたいですね。ありがとうございます。


韓国歴史ドラマ『客主~商売の神』<ノーカット字幕版>
番組ページ:http://www.ch-ginga.jp/feature/kyakusyu/

19世紀末。チョン・オスの率いる行商団「チョン家客主」は、漢陽はもちろん、清と取り引きするほど規模が大きい商団だった。しかし、狡猾な両替商のハクチュンの陰謀に巻き込まれ、オスは命を落としてしまう。「チョン家客主」は解体、唯一の肉親である姉とも生き別れ、彼の息子・ボンサムは天涯孤独の身となった。10年後、ボンサムは牛商人のソンジュンに商売を教わり、次第に頭角を現していく。その一方、彼の幼馴染のキル・ソゲは朝鮮一の商人になるべく野心をたぎらせ、やがてボンサムの前に立ちはだかる。

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