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エカテリーナ

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人物紹介

エカテリーナ(フレデリーケ)

エカテリーナ(フレデリーケ):マリーナ・アレクサンドロワ

プロイセン(ドイツ)貴族の娘。皇太子の后候補に選ばれ、14歳でロシア宮廷に入る。皇太子フョードロヴィチと結婚後、8年近く経っても懐妊の気配がなかったため、エリザヴェータから差し向けられたサルトゥイコフと関係を持ち、男児パーヴェルを出産。しかし、子どもはエリザヴェータに奪われ、サルトゥイコフは左遷に。その不満の捌け口として次々と愛人を作るが…。

エリザヴェータ

エリザヴェータ:ユリア・アウグ

初代ロシア皇帝・ピョートル1世の娘。クーデターで甥っ子のイヴァン6世から皇位を剥奪して即位した。未婚で子どもがいなかったため、甥のフョードロヴィチを次期皇位継承者とし、エカテリーナと結婚させるが、二人の間に性的関係がないと知り、愛人をつくってまでも子どもを生めと暗示する。

フョードロヴィチ

フョードロヴィチ:アレクサンドル・ヤツェンコ

エリザヴェータの甥で、エカテリーナの夫。のちのピョートル3世。ドイツ人の血をひくことを誇りとし、プロイセン王フリードリヒ2世を崇拝するため、ロシア人らしく生きようとするエカテリーナとは反りが合わない。エリザヴェータの死後、皇位を継承するが、軍隊やロシア正教会を否定するような施策を行い、批判を浴びる。

セルゲイ・サルトゥイコフ

セルゲイ・サルトゥイコフ:リナール・ムカメトモフ

プロイセンからロシアの宮殿に向かう道中、転倒した馬車からエカテリーナを救出する。名うての漁色家。世継ぎを望むエリザヴェータの意を受け、エカテリーナが選んだ最初の愛人となる。パーヴェル・ペトロヴィチ大公(後のパーヴェル1世)の父親であるが、出産後すぐにハンブルク駐在のロシア大使として左遷されてしまう。

ポチョムキン

ポチョムキン:ウラジーミール・ヤグリッチ

オルロフの忠実な部下。負傷の身で女帝の前に現れ、介護を受ける。エカテリーナの数ある愛人の中で生涯、最も愛した人といわれている。黒海艦隊の設立やクリミア総督として活躍。女帝をめぐってオルロフと対立、私刑を受け、オルロフ兄弟によって左目を奪われる。

グリゴリー・オルロフ

グリゴリー・オルロフ:セルゲイ・ストレリニコフ(S1)/ セルゲイ・マリン(S2-3)

オルロフ家5人兄弟の次男。3人の弟とともに軍人となる。有能な将校で戦略家。エカテリーナが即位するきっかけとなったクーデターで活躍。エカテリーナとの間に設けた息子・アレクセイに帝位継承権を与えることを企てる。

タラカーノヴァ

タラカーノヴァ:アンゲリーナ・ストレーチナ

前女帝エリザヴェータの娘であり、ピョートル大帝の孫であると名乗る謎の女。ドイツ人であるエカテリーナに対して、自身がより正当な皇位継承者であることを主張し、ロシアに敵対する国々から支援を集めていく。

エメリヤン・プガチョフ

エメリヤン・プガチョフ:アルトゥール・イヴァノフ

前皇帝ピョートル3世を名乗るドン・コサック軍出身の男。クーデターによって皇帝の座についたエカテリーナを皇位簒奪者として非難し、農民たちを主導して大規模な反乱を起こす。

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