エカテリーナ

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あらすじ

  • Season 1
  • Season 2

第1話:野望の旅へ

18世紀、ロシアの女帝エリザヴェータは、後継者の甥フョードロヴィチの妃選びに苦慮していた。甥に愛想をつかした女帝は、彼ではなく、その子どもを後継者に、と考えていた。妃候補のひとりは、プロイセン貴族の娘フレデリーケ。母のヨハンナとともに急ぎロシアへ向かう。そこが列強各国の思惑うずまく魔の宮廷とは知らず。機知と愛らしさで、女帝の心をつかむフレデリーケ。そのことから、彼女はいのちを狙われることになる。

第2話:毒殺の宮廷

幼い前皇帝イヴァン6世を幽閉し、権力を奪った女帝。彼の家族は、最北の修道院に監禁されていた。罪の意識からエリザヴェータは、そこを訪れることにする。同じころ突然、フレデリーケが重篤に陥る。彼女が妃に就くことに反対のフランスが、侍医レストックを使って毒殺を謀った。侍医は情人の侍女にもちかけ、砂糖漬けオレンジに毒薬を盛った。真相を知った女帝が、レストックの財産剥奪と拷問を厳命する。

第3話:密偵となった母

回復したフレデリーケに、女帝は新しいロシア名を与える。エカテリーナ。正式に、フョードロヴィチの婚約者と決まったのだ。夫となる男は、露骨に彼女を避け、決定に不服な態度を隠そうとしないが。そのさなか、母ヨハンナのスパイ行為が露見する。女帝のしかけた情欲の罠にはまり、プロイセンへの密書を押収された。激怒した女帝は、彼女を国外追放の処分に。エカテリーナへも、疑惑の目がそそがれる。

第4話:偽りの初夜

結婚したものの、夫フョードロヴィチは、エカテリーナとベッドを共にしない。子どもができれば、その子は女帝に取り上げられ、自らは用済みになって、修道院に幽閉されると恐れている。あぶなかしいネズミの実験で、フョードロヴィチが天然痘に罹患する。辛うじて回復するものの、顔に醜い痘痕が残った。劣等感から夫婦の仲は、いっそう遠のく。忍耐のきれた女帝が、愛人をつくってでも妊娠せよ、とエカテリーナに暗示する。

第5話:最初の愛人

女帝主催の仮装舞踏会。エカテリーナはサルトゥイコフ伯爵と踊り、女帝の暗示を実行に移す。包茎手術を終えた夫とは依然、接触のないまま。病を得て、後継者選びを急ぐエリザヴェータは、念押しのように、幽閉中のイヴァンから乳母を離し、より厳重な要塞へ移した。年の明けた雪の日、エカテリーナは伯爵に処女をささげる。快楽を知った彼女の寝室に意外にもフョードロヴィチが。やがてエカテリーナは、男の子を出産する。

第6話:女帝の陰謀

プロイセンがドイツ統一に動き、俄かに国際関係が緊張する。皇太子パーヴェル受洗の日がきて、犬猿の仲のフョードロヴィチとエカテリーナがそれぞれ、我が子とつかの間の邂逅を許された。直後、女帝は愛人ラズモフスキーと教会へ赴き、ひそかに結婚する。遺言に次期皇帝に、と書く意を告げられ、驚愕し、固辞するラズモフスキー。女帝はパーヴェルの皇位継承権を発表したあと、プロイセン大使を呼び、正式に宣戦布告の詔を渡す。

第7話:愛と忠誠の将校

逢瀬を求めて、強引にエカテリーナの部屋に入り込んだポーランド皇太子。彼女はそれを受け入れ、たちまち激しい喜びに沈む。懸念した女帝は、フョードロヴィチに近衛連隊服務を与えると、妻を同行するよう命じる。エカテリーナはそこで、有能な将校グリゴリーと宿命の出会いをはたし、不当な逮捕から彼を救う。一方、プロイセンが、イヴァン6世の釈放を要求してくるが、直後に女帝は激痛に襲われ、床につく。

第8話:陰謀うずまく伏魔殿

女帝の死期が近いとわかり、宮廷は大混乱に陥った。プロイセンと戦闘中のロシアは、連勝を重ねて首都へ迫っている。しかし、すでに皇帝気取りのフョードロヴィチは、プロイセン大王への敬愛を公言、和睦し、兵を戻すとわめく。この動きを憂い、宰相と元師がクーデターを図るが失敗する。組しなかったエカテリーナは、前線から帰隊したグリゴリーと狂気のように愛し合う。一方、フョードロヴィチもまた、侍女リザに魅かれていた。

第9話:女帝崩御

女帝がついに、崩御した。皇位に就き、ピョートル3世となったフョードロヴィチは、多数の戦死者をだして制圧したベルリンから、軍隊の帰還を命じる。理不尽なプロイセンとの停戦に近衛連隊を中心に兵士から、公然たる批判がわきあがり国民の間にも不満と不安が広がる。一方、エカテリーナは、ひそかにグリゴリーとの息子アレクセイを出産した。ピョートルは一方的に、エカテリーナとの離婚を申したて彼女の逮捕を命じる・・・。

第10話:逆転の暗殺

逮捕寸前のエカテリーナを救ったのは、グリゴリーとその弟たちであった。近衛連隊の将校たちが、エカテリーナへの忠誠を誓い、ピョートル3世廃位のために決起する。リザとともに残った宮殿にグリゴリー兄弟が馬で乗り入れ、強引にリザを切り離され、ひとり愛用のヴァイオリンを演奏するピョートル。兄弟のひとりアレクセイが、背後からピョートルの首に縄をかける。エカテリーナ女帝、誕生の瞬間であった。

第11話:宿敵オスマン

新女帝の治世にとって、オスマントルコとの対立はいっそう深刻だった。国境南部の鎮圧に出動したグリゴリーは、瀕死の重傷を負うが、愛するエカテリーナのもとに使者・ポチョムキン少尉を派遣した。その宮廷では、新たな廷臣たちが暗躍している。なかでも狡猾なパーニン伯爵は、皇太子パーヴェルを皇帝に、と策謀していた。オスマンでは、天然痘が猛威をふるっている。スルタンがエカテリーナを標的に、病原菌を使った一計を企む。

第12話:愛人の帰還

かつて愛人であったポーランド王が、エカテリーナを訪れる。甘い言葉で誘うが、対オスマン戦でポーランドの戦いに不満な彼女は、ぴしゃりと拒絶する。おりしもグリゴリーが、賑やかなロマの一団を連れて帰国した。身を焦がして待った女帝と、人前もはばからず抱擁する。次期皇帝気取りの彼に、強い危機感を覚えるパーニン。やがてグリゴリーが、戦傷の後遺症に悩み始める。寝室で、女帝の欲望にこたえられないのだ。

第13話:不吉な前兆

母ヨハンナの愛人であったベツコイが、追放先のパリから帰国。エカテリーナは、母が彼に見取られて亡くなったと知る。負傷の身で到着したポチョムキンは、女帝の特別な介護で、奇跡の回復をはたす。手離したくない女帝は、彼の任務を変えて軍服担当へ。暗躍するパーニンが、グリゴリーの皇帝就任阻止のためにポーランド王と密談。知らぬグリゴリーは、精力回復の秘薬を求めて、焦慮していた・・・。

第14話:死の献上品

オスマンの大使が着き、女帝に献上品を差しだす。豪華なエメラルドの小箱。血統を誇る駿馬。が、オスマンの侵犯に抗議するエカテリーナは受領を拒否し、貪欲なパーニンが小箱を横領する。中には、女帝を狙う強力な病原菌が仕こまれていると知る由もない。彼はそれを、アンナへのプレゼントにする。一方、贈りものの駿馬に心を奪われていたグリゴリーの弟アレクセイは、ロマを買収して夜陰に乗じて盗みだす。

第15話:女帝 試練の時

ポチョムキン少尉の女帝への思いが、熱く燃えあがる。微妙な変化に気づくグリゴリーが、少尉にとげとげしくなる。エメラルドの小箱を開けたアンナは、天然痘に感染して死亡。このことからパーニンとアンドレヴィチが決闘、パーニンは恋敵を射殺した。女帝の命令で、同居をはじめた皇子ふたり。兄のパーヴェルは、噂と異なる弟アレクセイを発見する。兄弟は手を組み、母エカテリーナへの面従腹背を誓う。

第16話:後継者選び

エカテリーナへの献上品が拒否されたと知り、スルタンの怒りが爆発する。ロシア大使を監禁、随行者はことごとく虐殺された。ロシアへの事実上の宣戦布告であった。対するロシアでは、国内に問題が山積みしていた。天然痘の災厄は、エカテリーナの種痘実践で回避したものの、不作がつづき、皇帝僭称者も出没していた。後継者問題がしきりに、女帝の胸中を去来する。病弱なパーヴェルに、はたして生殖能力があるのか。

第17話:専制君主への道

パーヴェルを同道した女帝が、最北の幽閉地でイヴァン6世の家族と会う。老いた父アントン公だけを釈放するという提案は、子どもたちも一緒でなければ、と拒まれる。悲惨な状況に動揺するパーヴェル。ソフィアが打ちひしがれた彼を虜にする。帰途、女帝は故サルトゥイコフの妻ダリアの農地を視察。暴力と圧政、不正に苦しむ農奴の実態を知り愕然とする。改革にむけてエカテリーナが、決然と専制政治へ踏みだす。

第18話:情事の行方

エカテリーナが、グリゴリーの秘密を知った。性的不能の治療で、生殖能力を失ったことを。熱望していた結婚計画を放棄、女帝の気持ちは大きくポチョムキンへ傾く。ソフィアとの情事で、疲れを知らぬ皇太子パーヴェル。彼女がついに懐妊する。皇太子の能力に満足する女帝は、パーヴェルを皇位継承者第一位に決める。ソフィアの任務は終わり、女帝はパーヴェルと別れて妊娠した子どもは始末せよ、と命じる。

第19話:失脚する愛人

女帝とポチョムキンの愛の手紙が、パーニンのスパイ網にひっかかる。それを知り焦ったグリゴリーは弟とともに、ポチョムキンをリンチし、重傷を負わせた。グリゴリーへの冷えた女帝の気持ちが、彼との息子アレクセイの運命をも左右する。彼はイギリスへと追いやられる。王位の継承に、禍根を残さないために。胎児を処置できぬソフィアに、女帝が怒りをぶつける。パーヴェルは、女帝の命令に従うソフィアに別れないで、と懇願する。

第20話:スルタン 死す

前皇帝生存の偽情報を否定するために、再埋葬の儀式が検討され、中止となる。激昂した皇太子が、エカテリーナへ拳銃を向ける。開戦したオスマンとの海戦でも、緒戦で大打撃を受ける。公私で女帝は、追いつめられていた。このとき、総指揮を取るアレクセイ・オルロフとその幕僚が、起死回生の奇襲作戦で、世界一のオスマン海軍を壊滅させる。一気に、祝勝ムードのロシア。女帝が本腰を入れて、パーヴェルの花嫁選びに取りかかる。

第21話:花嫁の背信

皇太子の婚約者が決まる。エカテリーナは、プロシア貴族の三姉妹から活発で明るく、物おじしない年長の娘を選んだ。彼女がセックスにも破天荒に奔放で、送迎役を務めた皇太子の友人アンドレイとも、すでに通じているとは知らず。皇太子妃になり、ナタリアに改名してからも、その乱脈はつづく。アンドレイもまた、ナタリアの乳母にまで手をつける。妻と友人とふたつの裏切りに直面し、パーヴェルが女帝への恨みを募らせる。

第22話:愛と祈りと

ナタリアが出産のトラブルで死ぬと、ただちに二番目の皇太子妃が賢く意志の強いマリアに決まる。心を閉ざすパーヴェルも、その聡明さに魅かれていく。やがてマリアが男子を出産。帝王教育を、と嬰児を連れさるが、自らの苦痛を思い出して両親のもとへ。エカテリーナの心に、神への畏れが広がっていた。教会へ許しを乞い、イヴァン6世の弟妹を解放する。直後、ポチョムキンと並び、ひっそりと結婚の祝福を受ける女帝の姿があった。

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