トップページ/ 大河ドラマ「おんな城主 直虎」

大河ドラマ「おんな城主 直虎」

時代背景 HISTORY

©NHK

井伊直虎

井伊家第22代当主・井伊直盛の一人娘。直盛には後継者となる男子がおらず、直盛の従兄弟にあたる井伊直親を娘婿に迎えて家督を継がせる予定であった。しかし、直親の父が今川家に殺され、直親自身も命を狙われたため、信州へ逃れることに。直親の失踪を嘆いた直虎は龍潭寺で出家し、次郎法師を名乗るようになる。その後、井伊谷に帰還した直親は、直盛の養子となり奥山家の娘と結婚。2人の間には虎松(後の井伊直政)が生まれた。永禄3年(1560)、桶狭間の戦いで直盛をはじめ多くの井伊家家臣が戦死。さらには永禄5年(1562)、直親が今川氏に誅殺されると、井伊家は存続の危機に陥る。

翌年には直虎の曾祖父・直平も急死し、井伊の名を継ぐ男子は直親の遺児である幼い虎松ただ一人。永禄8年(1565)、この窮地を救うために次郎法師は「井伊直虎」として還俗し、虎松の後見人として実質的な女領主となった。今川氏から徳政令を突きつけられた際には、その見事な政治手腕で難局を乗り切っている。天正3年(1575)、身を隠していた虎松を徳川家康へ出仕させると、虎松は万千代、直政と名を変え、数々の武功をあげて徳川四天王に数えられる名将へと成長。断絶寸前だった井伊家を復活させた。こうした直政の出世を見届けた直虎は、天正10年(1582)8月26日に、その激動の生涯に幕を閉じる。その後、井伊家は260年にわたって江戸幕府の屋台骨を支えることとなった。